9月11日 秋の晴れ間 崩落渓で遊ぶ

   曇り空だけれども晴れた、ようーし行くか。
  今シーズンは入渓地を選ぶのにいろいろ過去に入渓した時の熊痕跡を
  チェックしてから選ばなければならないようだ、奥山、源頭では熊の生息数
  が増えた様子は感じられないのだが? 増えた熊は山奥に自分のテリトリー
  が確保できないので里にそのテリトリーを求めているのかもしれない。
  でも用心するには今まで以上です。
   今年の秋田は、豪雨、洪水と2度も大変な自然災害があり、それが山渓にも
  崩落による渓の埋め込みと深堀、それに流れの変更、こらが自然か。
   でも、そこには元気な岩魚達が居た、さすが山の魚、岩魚だ。

 

   林道崩落による車輛通行止め、熊出没注意の看板と一緒に立っている、
   ゆっくり歩き出す、蝉の鳴き声、鳥の声、賑やかだ。そこえエアーホーーン
   を鳴らしたら、蝉、鳥の鳴き声がピッタット止んでしまった、熊にも聞こえて
   いるだろう。

  

 

   下の、渓を覗くとやっぱり豪雨による渓の崩壊、洗われたように今まで
   見えた苔の生えた岩、石が全くなく川底を削って下流に押し流した状態だ。
   渓の溜りも淵らさいいのが見えないんだ。この流れに岩魚が居るのかな?

 

   斜面も崩れ、その倒木が細い渓を塞いでいる。

 

   流れは ちょろちょろ だが渓は広く、見透視が効く、熊を警戒しながら
   には好いが。

 

   新しくできた渕からちょっとデカ、居る、居る、元気な岩魚君が
   居るよ。

 

 

   もとからの淵がそのままに残っている、岩魚も留まっている。

 

 

   岩が割れて鋭角箇所が多く注意しないと非常に危険、浮石も多い。
   豪雨で岩、石、砂利が流され時に岩魚達はどんなところに隠れて
   居たのかな、やっぱし山の魚だ、それとも岩魚は獣か。

 

 

   斜面の崩落は左右連続、でもこれで又、新しい渓が容作られていく、
   そこえ、岩魚達が棲家を築いていく。元気な岩魚達をリリースしながら
   今日の源頭、魚止めを目指す。

 

 

 

   ここが この渓で一番の渓相地だったのにバックの斜面が崩落と倒木、
   でも、元気なデカが飛び出してきた。

  

 

   ここは崩落前の淵だ、隠れ場所もあるぞ、そこえポント餌を入れる、
   やっぱし居た、即、喰らい付いて来たぞ

 

 

    1年魚、2年魚と思われる体長の岩魚君が喰ってこない、
    やっぱり ちっちゃい岩魚君達は下流に流されたのかな?

 

 

   メタボ岩魚かな、これは雌岩魚なので豪雨後の産卵遡上なのだ
   卵をお腹一杯抱いていそう。もう産卵遡上が始まっているのだ、
   いっぱい増やしてと流れに戻す。

 

 

   この面は雄だ、さっきの雌と仲良くしてと じゅぼんと流れにもどす。

 

 

 

 

   源頭まで登ってきたぞ、この二又分れが最後のデカポイントだったが
   砂利、岩で埋まってしまっている、淵の高さも無くなってしまったようだ。

 

   魚止めの小滝、ここは未だ遡上できそうだが ここが魚止め。
   今日は、その主が不在でした。

 

    高低差の低い源頭部で渓が埋め尽くされている。
    ここが、今日目指したポイントだったのに。

 





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