腰ベルトの装備品と
  ベストえの装着品

  釣り用具は餌箱のみ、あとは
  熊対策品だ。
  でもベストのポケットには釣り
  用品が詰まっています。

  エアーホーンは今回から装備
  
  熊スプレーは2004シーズン
    からで今持っているのは
    2本目、前のCA230よ
    り今のCA290は噴射
    距離、噴射タイムも上
    回るらしい。

  釣行時には 蚊取り線香 と
        ホイッスル と
        熊スズ  です。
    ホイッスルと熊スズは
       高音と低温の2個

  遭わないための装備と遭ったら
     どうするかの装備です。












































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































           6月19日 セフティーエアーホーンで渓入り

   晴れたぞ、梅雨入り前の釣行になるのかな。
  予定してた渓に真っ直ぐに向かう、荒れ果てた廃林道をジムニーで、
  山側に寄せたり、谷側にすれすれに寄せたりして奥の車止めまで入り込む。

 

   今日はいつもの熊装備品に1個追加を腰に下げての廃林道をゆっくり歩く。
   セーフティシグナル ハンド エアーホーン 
   とにかくデッカイ音を出します、車のクラクションより大きい音を出すよ、
   押し込むハンドルの強さ、速さ、によって音の大きさが決まる、
   廃林道、林道の歩行時には、今までは高音、低音の2種類のホイッスルを
   吹き鳴らしながら歩いていたが、もっと大きい音が欲しいと探し、爆竹と考え
   たが、操作、着火、音出しと、歩きながらでは無理と、このエアーホーンを
   選んだ。手軽に腰にセット出来るし、操作、音出しが簡単で扱いやすい。
   凄い音だよ、街中では操作しないことだよ。
    (購入価格 本体 600円、送料680円、代引き手数料324円)

 

 

 

   ホイッスルも今までどうり下げているが、エアーホーンを鳴らしながら
   ゆっくりのんびりと入渓下降地点に向かう。

 

   ありゃ、ありゃや 熊の糞だ、もっこり と 繊維だらけの糞、何を食べて
   の糞だろう、今時分はタケノコと太く伸びた山菜と熊の食料は豊富だ、
   この辺にはタケノコは無いから繊維質の山菜を喰っているようだ。
   ちょっと乾燥しているから昨日あたりの糞だな。

 

   エアーホーンを勢いよくフーオン、プオーーン と鳴らしながら進む、
   先の見えないカーブの廃林道、プオーン、プオーンと鳴らす。
   山、山、峰迄響きそう、熊が遠のいてくれれば良いのだ。

 

  ブナ林が見えてきた、下降地点も近くなったぞ。

 

    下降地点、ここまで 42分。薮の下降路に足跡、それも新しい、
    昨日の入渓足跡だな。 これでは竿抜け探しかな、でもいいや、
    まずは入ってみよう。

 

   雪代も治まり、豪雨の増水も治まって、丁度いい流だな、これで岩魚が
   出てくれたら最高なのだが、どうかな。

 

  源頭部の渓での渓畔木は芽吹いたばかりの鮮やかな薄緑色、
  気持ちの好い渓風景だよ、これだから山に来る、渓に来る、岩魚に逢い
  に来る。やっぱし岩魚バカなんだな。

 

 

   1投目から来たよ、昨日釣り上った人もリリース派かな。
   源頭で持ち帰りするとたちまち居なくなってしまうからな、でもデカサイズ、
   尺物は何本か確保してくるよな。

 

 

   砂地に足跡が在るから間違いなく遡行はしている、足跡から山菜取りでは
   なさそうだよ。ポンポン掛かっては来る、サイズ的にはちょっと小さいよ。
   舘の主人も持ち帰り無だな、でも、もしかしてデカサイズを釣り落としてい
   るかも。

 

 

   まだ雪崩跡が残っている、スノーブリッジはもう無いな、上まで遡行
   できそう。

 

   このくらいのサイズでもメタボだと中硬調の竿を十二分に絞ってくれるよ。
   流れの中で引きこまれると、おおーーデカかな? と構えて楽しんでしまう
   釣りバカです。

 

 

  流れに沿って下がられると、足もとが危ないのでたたみこんでいた竿を
  伸ばして対応と 釣人としては しゃみこき だな

 

 

    この流れから2本、1本目を引き抜いても2本目が流れで遊んでいる、
    餌を下ろすと2本目も簡単に喰い付いて来た、これが源頭の岩魚
    なのだ。

 

 

 

   のんびりと岩魚と遊ぶ、この時間は熊の事は頭の中からすっかり
   消し飛んでいる。でも、熊スズはカランカラン、チリンチリンと鳴り、
   蚊取り線香は燻っていますよ。

 

 

  やっぱし、デカが居ない、デカの渓なのだが、前日の釣人が頂いて
  行ったのかな。

 

 

   ところどころで、からっぽの淵が在る、そこがデカの淵だったのだな。

 

 

   登ったな、もうちょっと登ってみるか。

 

 

    マルマルと太ったメタボ岩魚だ、もっとデカを引き寄せたいのだが
    今日は無理のようだな。

 

 

   水の流れも好く、最高の渓相。

 

    デカが潜んで居そうな淵、ちょっと足らないサイズ、それでも渕を
    左右に振り回してから上って来た。

 

 

    まだまだ深い源頭、何年もこの渓に入るが、未だ魚止めと思われる
    所まで釣り上っていないのだ。

 

    ちょっとデカ、でも持ち帰る程でもないな、持ち帰り無の
    リリース釣行。

 

 

   シーズン1回の遡行を十分に楽しみました、まだまだ上に岩魚は
   ユウーラ ユウーラしているのだがここいらで納竿です。
   ここまで、ゆっくり 3時間程の遡行、釣り登りでした。
   杉林の植林地のはずが混成林です、そこを廃林道までよいっしょと
   よじ登る。

 

 

   枝、葉を掻き分けながら、それにエアーホーーンを最高に鳴らし、
   ふーーふ、ふーーふ と言いながらよじ登る。

 

   やっと、廃林道に上がった、25分程かかった、休憩なしで
   登ったぞ。    エアーホーーンを鳴らす、鳴らす。

 

   エアーホンを鳴らしながら ゆっくり、のんびり下がる。

 

   遅咲きの カタクリ、 キクサキイチゲ、白いシラネアオイ 。

 

   水ふき、 太く、背高の伸びきっている。

 

   岩魚の持ち帰りが無いので ふき と 山ウド を頂いて来ました。

 

    廃林道の下り所要時間が、タケノコ採りしながら 1時間30分。
    車に戻った時の歩行遡行距離、釣り上り距離は2.5Kmくらいかな、
    あとは廃林道の歩き。  おつかれさん でした。


    



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