4月 6日 気温上昇と雪代の渓

  今日は天候不順の予想だったので家でうずうずしてたが、この青空と気温上昇、なんとなく
  準備し山に向かう。雪の林道の手前に駐車している車は無い、誰も入って居ないんだ。
  ここに入ろうと、足跡だらけの林道をスノーシューーを履き、ゆっくりスタート。
  カンジキ、スノーシュウーー、シューズとさまざまな足跡。まずこの足跡が消える所まで
  歩くかな。

 

  下を覗くと勢いのある本物の渓流だ、車を置いてから入りやすい渓だからこの足跡だな。

 

  途中、林道も雪消え状態、壁面から融雪で流れ落ちる水が林道を小川のように流れて
  厚い雪も消し込んだのだ。スノーシュウーーを履いたり、脱いだり、渓を覗いたり、壁面の
  花を探したり、暖かくなってきた、汗が出そう、まだまだ気温が上りそう。
  このまま気温が上ったら雪代が心配になってきた。

 

  水量、流れは未だそれ程ではないようだ。足跡はまだ切れない、続いているよ。

 

  やっと足跡が消えたぞ。まだかまだかと足跡を見ながら1時間程歩いた、ちょっと遠かったな。
  でも、この1時間程の区間、その渓に何人もの釣り人が入ったのだな、最初の人は好い想い。
  スノーシュウーーを此処に置いて入渓準備。

 

  水量、流れが強くなってきたようだ。瀬に下りてみる、なんとか歩けそう。

 

  餌を流すと即、足もとでガリガリと来た、小さいな2年魚だ、大きくなってと流れに戻す。

 

 

  次のポイントからも即、喰らい付いて来た、ちょっとはサイズアップ、でもまだまだと流れに
  戻す。

 

  流れが怪しくなってきたぞ、勢いが強くなったようだ、渡渉するのに途惑うようになってきた、
  それに、濁りが出て来た。笹濁り程度であればいいのだが、なんか急に雪代になってきた感じ。

 

  流れから上がり、雪を踏みながらの遡行に切り替える、渓が細いのでポイントに餌を入れる
  のにはそんなには難儀しない、この流れでは瀬には出てなく流れの無い淀みだけだな、
  そこに隠れているかな、錘をちょっと大きくしてピンポイントで餌を入れる。
  その、ピンポイントに下ろすと即、喰らい付いて来る。

 

  濁りが 笹濁り以上となってきたぞ。

 

  雪厚の岸に足元を固めて ポイント1から先ず1本、次にポイント2からちょっとちいちゃいの、
  ポイント3からさらに小さい岩魚君、喰っては来るんです、でもちょっと小さいな。
  次の画像はポイント1からの岩魚君ん。

 

 

   流れが茶色ぽく濁り、雪代の初期段階、どんどん強くなりそう
   流れを避けて餌を入れる、中硬調の竿を十分に絞ってくれるサイズが来た、
   でも まだ足りないな。

 

 

  濁り、白く流れる泡の無い個所がポイント、此処が広いとデカが2本ほど留まっている。
  1本目がちょっとデカ、2本目は小さかった。

 

 

  濁りがどんどん進み、これでは喰ってこれなくなるなと思いながら正面のポイントに
  餌を入れるとおおーーおデッカイゾと思われるような引き込み。中硬調の竿をめいっぱい
  絞り込み、さらに勢いのある流れに出られてしまった。

 

  雪に尻を付き流れに下りてネットキャッチ、シーズン最初のネットキャッチ、でもちょっと
  足りないサイズ、28cmしかないよ。

 

 

  流れは完全な雪代だ、雪代濁流まではまだだが、瀬音ではなく流れが唸ってきたよ。
  雪代での岩魚君の逃げ場所、隠れ場所も釣りバカの見るポイントも一緒なのか、
  だから、餌を入れると喰ってくるのだな。

 

 

  来るんですよ、尾の傷んでいる岩魚君です、激流育ちかな。

 

 

  そろそろ納竿かな、でも留まって居そうな淵が見えるとついつい餌を入れる。

 

 

  まだまだ来るよ、雪の上に立って足元に餌を下ろす、通常であれば岩魚から釣り人が
  見えるし、釣り人からも岩魚君が見える位置、今は濁りで見えないんだけれども真上に
  立っている、見ながら釣っているような状態。

 

 

  ここを最後のポイントとしようと餌を入れる、ちょっと痩せている長身岩魚君。
  太ってから出直してと、流れにジャポン。

 

  竿をタタンデからもっと上流を覗いてみた。
  居付きそうなポイントが一杯、それに雪代がちょっと治まりかけた様にも見える
  雪解け水の流れ込みと壁から流れ込む小滝が無くなったからか?

 

   雪は深くなりこれでは瀬に下りることが難しそう。

 

   さらに上流はまだまだ入渓出来そうもない、、雪消えがもっと進んでからだな。

 

 

  今日も、歩いたよ。スノウシュウーを履いたり、脱いだり、渓に下りたり、渓からよじ登ったり、
  4時間で10.15Km歩いた、、一般道路のウオーキングなら大したことないんだが、
  雪道ではクタクタだな。

  




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