4月14日 里の渓で超デカ37Cmに逢う


   今日は天気がいいぞ。そろそろ秋田でも桜の開花が聴こえてくるようになってきた。
  山の雪消え、林道の雪消え、がもっと進んでくれればいいのだが、これが自然なのだ、
  岩魚バカの わがまま ばかり言ってられないな、雪の季節に十分にゲレンデスキーを
  楽しんだのに、それに雪が多ければ その雪解け水で草木が育ち、動植物が活気付、
  自然豊かな森も育まれる。
  今朝は、ここに一番入渓を目指して6時前に家をスタートした。2日前には林道には未だ
  厚い雪、そこにジムニーの車輪跡を付けデフを引きずりながらこの橋迄入り込んだ。
  そこには未だ足跡はなかった、よーーし次はここだ と決め込んでいたのに。
  朝ここに到着したら足跡だらけ、2日前に付けたジムニーの車輪跡で入られたか、
  これじゃ駄目だな とここを諦める。

 

 

 

  入れる渓を探しながら、あっちの入り口、こっちの林道と、うろうろする。
  ここは、この雪道を入り込んでいる今朝の車輪跡。朝の雪の固いうちに そろりそろり 
  と進めたようだ。ジムニーで掘ってみた、5p車UP車高でもちょっと無理だ、入り込んだ
  のはたぶん軽トラックだろう、でも帰りに雪が柔らかくなったら埋まって難儀するよ、
  自分もやったことがある。
  次に向かった渓、林道も厚い雪(下の画像)、だめだこりゃ。

 

  移動する途中に北帰行を見た、もう最後かなと見送る

 

  里山に下りた、日陰には雪魂は見えるが気温も上昇し穏やかな風景です。
  遠くには岩魚と熊の棲む山なみ、その渓谷は未だ真白雪厚状態、今シーズンは
  いつになったら 入り込めるやら。

 

  次に辿り着いたのがこの自然渓谷、里山の渓で雪代がちょっと出ている程度の
  流れで岩魚遊びをするぞ、早速その流れに餌を流す。

 

  おおーー居る、居る、今日最初の竿絞り。ありゃ山女魚だ、アタリは流れにグリグリと
  引っ張り込んで行ったから岩魚君かなと構えたのに。流れに帰ってもらう。

 

 

  根がかり かな? と目印が沈み込んだ、竿を立てようと試みた、立たない、逆に
  絞り込まれて行く、グリグリ、ガリガリは無い。デッカイのが来ているのだな、手元に
  感じる感触はいつものアタリの感触ではない、しずかに、ジワーート、ゆっくり竿を
  絞ってゆく。 こっちも勝負感覚だ、上に在る枝を避けながら竿をタタミ、立てながら
  引き寄せる、ネットを構える。この狭い淵で右に寄ったり、左に寄ったりとしてなかなか
  浮いてこない。ハリス0.6号糸をもぎ取られないよう慎重に構える。
  ゆっくりネットに誘い込む。ほおーー太い、メジャーを当てる体長は32cm、30越えだ、
  体長以上にぶっ太いよ。

 

  ネットは直径25cm、深さ25cmで、深さがあるので40cm以上でもネットキャッチで
  きます、これをタタンデ小さくして魚篭にセットしています。
  それにしても この里の渓で32cmとは、本流からの遡上、またここには滅多に
  釣り人が入り込まないので此処まで育つのかな。釣バカを喜ばしてくれるよ、
  シーズン最初の 太い30オーバー、それも解禁の4月中にくるとは。

 

  穏やかな里川、探りながらゆっくり遡上。両岸は岩より草木の薮の渓、
  此処にも岩魚が居るよ。リリースを繰り返し、もっとデカイのが来ないかなと
  深い淵を探し遡行する

 

 雪が見えてきたぞ、日当たりが好いのに、相当厚く、深かったのだろう。
 外気がこんなに暖かいのだから水温の下がりは心配はない。岩魚の活性は
 変わらないはず。

 

  その淵でまた来た、来たーー 、上流に引き込んで行く。これは又デッカイぞ。
  淵はそんない深くないので竿をタタミながら流れに入り込む、上流に上りこまない
  うちにネットに入れないと危ない、 立ったままだと中硬調の竿が充分に絞られて
  いるので0.6号の針糸に無理が掛かるので流れにしゃがみ込みながら竿を立て
  引き寄せやっとネットキャッチ。ネットにやっと入った、頭から入ったから尾がピンと
  ネットの外に立っている。デッカイぞ、メジャーを当てると 37cm。ほおーデカ、デカ。
  こんなデカが この里の渓に居るとは、びっくり。この支流が合流する本流でもお目
  にかかって居ない大物だよ。

 

 

  先の、32cmも又引っ張り出して一緒に画像に収める。里川の渓もバカに出来ないよ、
  遊べるよ。

 

 

  もっと、デカが来るかもしれない と 岩魚バカは期待して遡行するんだな。
  やっぱり、岩魚バカだな と自分で笑ってしまうよ
  掛かってくるサイズは アベレージサイズとチビ達。

 

 

  今日の最小サイズの岩魚君、でもこのサイズが居るから さっきのデカ達が居るのだな。
  このサイズから30〜UPまでは4〜5年、自然の森、渓での成長は容易でないな。
  人間社会が入り込み、自然を守るんだと言いながら竿を持ち込む釣りバカが居るん
  だから、森、渓に感謝。 ここの里川から上がる。

 

  時間も早かったので山の入り口探索、ここも駄目だな。

 

  ここも、30mくらいを通過できれば又しばらく入り込めそうだがちょっと無理だ。

 

  ここも無理、入り込もうと車輪跡がいっぱい付いている、突破しようと試みたようだ。

 

  今日の釣行はお昼で終了。帰りに水芭蕉撮り。

  



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