9月18日 シーズン竿納め釣行

  禁漁迄2日を残して、今日18日を今シーズンの竿納めとしての釣行です。
  山は舞茸シーズンが始まっています。本流筋から支流沿いに林道を入ると直ぐの駐車スペース
  に隙間なく8台の駐車で自分の駐車場所は無し。もうちょっと進むと1台駐車、その脇に駐車す。
  ブナの混成林、吹き抜ける風はヒンヤリとしている。

 

   舞茸採り達の踏み跡、始まったばかりの舞茸採り、もうこんなに草木が踏み付けられて、
   完全な舞茸道、これが無いと背丈ほどの草を掻き分けて下降地点迄汗をかきながら薮漕ぎ
   をしなければならない。助かったよ、楽して進めるぞ。それにこんなに人が入って居ると熊の
   気配も無くなる、でもホイッスルは吹鳴らしながら進む。

 

   車を離れて、30分程歩き入渓す。枝、葉が伸びて渓を塞いでいるよ。流れ、水量がちょっと
   不足かな、でも岩魚の遡上、それに、これから始まる産卵には十分の流れだ。

 

  最初の淵でデカがユーーラ、ユーラしてるのが見えた。

 

    鼻先に餌を放り込むと、即、喰らい付いて来たのがこのデカ、好い面しているよ。
    1本目からデカサイズ。 泣きサイズか、今日は、楽しめそう。

    

 

   あれ、2本目はチビチャンだ、それでも2年魚後半サイズ。デッカクなれと流れに戻す。

 

 

   落込みの広さからデカを期待したが、又、泣きサイズだ。30UPと見たが。

 

   好い渓相です、自分だけがそう思っているのかな。
   撮りたい風景、流れ、木々の緑、年輪を数えた老木、樹幹に射し込む陽の光。

         

   この渓相から、じゃぼじゃぼ出て来ます、ちびちゃんを含めてデカサイズまで、いっぱい居ます。
   再生している渓、源頭のようです。次に入渓した釣人も持ち帰りは最小限に。

 

 

   充分に竿を絞ってくれたメタボサイズ、♀岩魚さん、お腹がぱんぱんだ、卵を抱いている
   のだろう、♂を見つけて上手に産卵受精してください、いっぱい増やしてよ。

 

 

   これまた、瀬でユラユラしていたデカサイズ、餌のついた針を針を咥えて岩の下に入り込んだ。
   ゆっくりと引っ張るとソーート出て来たので足元に引き寄せる。

 

     

     今日1番の小滝、デカが居ると構えて餌を入れる。やっぱり居たか、スーート引き込んで
     行く、こっちも竿を立てて構える。
     右、左と揺すられる、その度に竿を立て直し少しでも引き寄せようと構えながら後退り。
     寄って来たので足元に引き上げる。思ったよりはサイズが無さそう。メジャーを当てると
     32cmしかないよ、引き込み具合からもっとデカかなと想ったのに。
     釣りバカは大きく、大きく見えるんです。

 

 

   その小滝を巻いて、最初の落込み、この広い淵から、白ぽい、綺麗な岩魚君

 

 

    リリースを繰り返しながら最後の滝、此処がたぶん魚止めのはず、はず? とは、たいした
    高低差ではないのだが、直登が無理の様なので未だ上に竿を出してないだけ。

 

        

    納竿の岩魚君、デカサイズです、そして今シーズンの竿納めの岩魚君です。
    頂いて来ました。2016シーズンありがとうございました。

 

   そして、この渓には左から流れ落ちる3連滝が有ります、ここは滝撮りと眺めるだけです。

 

   秋雨前線の合い間からの陽射しが樹幹を透して射し込んできます。

 

   シーズン最後の渓遊びは 5.64kmと、ちょっとしか歩いていませんでした。
   でも、充分に岩魚達に逢うことが出来てシーズンの竿納めが出来ました。
   事故、怪我も無く、又、熊との遭遇も無く、充分に 森と渓と岩魚に遊ばしてもらいました、
   ありがとうございました。

   




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