9月14日 ぐるっと回って入りたい渓へ

   やっと青空で晴れ上がった。今日の渓はぐるっと回っての入渓だ、それも片道100kmも走って
   でも入りたい渓なのだ、100km位なんだと関東近県の釣り人からしたら100、200kmは
   あたりまえ と言われそう。
   林道も荒れ放題、ジムニーでやっと通れる、その林道も今回の豪雨で川状態になったのだろう、
   削られたその溝をマタイで走行です。

 

  頂上付近に軽トラック5台とジムニー1台、なんだこれは、ああーそうか 舞茸採りが始まったんだ
  ここからそれぞれ四方八方に分かれて自分の領域に採りに向かうのか、
  それにしても今年は舞茸の出がちょっと早いのかな 自分も舘の領域に向かうか

 

  ここからが舘の領域、勝手にそう決め込んでるだけ、ここにジムニーを置き林道を40分ほど下り
  その林道に沿った渓をゆっくりと3時間程で釣り上るのが今日ののんびり山釣りコースです。

 

  流れは濁りも無くいつもの流れに戻ってる、欲を言えばちょっと濁ってるくらいが好かったのに
  渓に陽が射し込んで眩しく立ち位置を探さなければならない、普通なら枝、葉が邪魔で立ち位置を、
  そして掛かった時の引き上げるポイントを見ての立ち位置なのだが 眩しくて水面、目印が
  見えないよ 見えないまま餌を放り込む、手に伝わるアタリの感触だけで竿を横に引く

 

  渓を覆う枝、葉で竿を立てれないのでタタミながらそして糸を手繰り足元に引き寄せる 
  メタボジャンボ君 29cmの泣きサイズ。 幸先がいいぞと喜ぶ

 

 

  7.8月の渇水の渓から これが源頭の渓、山釣りの渓だと言える水量とその流れ、淵の広さも
  デカ岩魚1本の餌獲り領域にちょうど良いように見える 岩魚の気持ちは分からんが?
  でもこの淵からもデカが出てきたよ

 

 

  瀬でユラユラしてるのを見ながらその上流に竿を絞り餌を放り込む、即 喰らい付いてくる
  岸に置いて撮れなくガッチリト握ってハイパッチリ。

 

 

    尾をアップに撮った分けではないが体長のわりにはデカすぎる尾ッポ これから大きくなるかも
    ハイ大きくなってと瀬に戻す。

 

 

  流木、枝超しにに餌を入れる、幸い上には枝が無く引き抜くことが出来た、引き抜けたのは
  体長は有るが細い、 ガッチリと握られてるがリリースするとスーート深みに消えて行った

 

 

   低い落込みだが淵は広いのでデカサイズを期待したがそれ程ではなかった、でも淵が広いと
   獲りこみを楽しんじゃう、あっちに引っ張られ、こっちに引き込まれ楽しむ その後は御苦労様と
   瀬に戻ってもらう

 

   お昼休みの後にもっと細い支流の流れに入る、
   渓の幅が1mも無いくらい それでも岩魚君は居るんです、ここが最源頭、ここで持ち帰って
   しまうと次のシーズンにはゼロの渓になってしまう、早合わせで傷を付けないでリリース遡行

 

  中の実が流れに洗われたトチの実とマルマルと太った岩魚君
  例年であれば熊に喰い散らかされたトチの実がそのまま落ちて散らかっているのに。

 

 

   好い面しています デカくなるともっともっと精悍さが増してくる

 

 

  そろそろ納竿かな。
  まだ上に居るんだよ、

 

 

  最後の岩魚君 ちょっと針を飲まれて傷を付けてしまったかな
  この細い渓 川虫が多いんだろうな メタボが多い
  十二分に楽しませてもらった昼食をはさんでの3時間  納竿です 

 

   林道ももう廃林道です、木出し、伐採が有れば又林道が改修されるのに

 





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