6月26日 熱暑と渇水の渓に岩魚遊び

   北東北梅雨入り前日 晴天、熱暑に山はちょっとは涼しいだろうと早朝に山に向かう
   ジムニーからバイクを下ろし必要なものをリュックに入れ込み快適にスタート、でも快適なのは
  スタート時だけで徐々に林道の勾配がキツクなってきたぞ、それでも18段のバイクでよいっしょ
  よいっしょと登れるところまで進めてストップ。バイク走行時間が1j期間12分だが途中休憩を2回
  ほどゆっくりしたので実走行時間は40分ほどかな、帰りは下りばっかりだから楽だろう。
    バイクを廃林道脇に置いてここから歩きだ。

  

  遠くに今日の入る源頭が見えてきたぞ、それでも歩くこと1時間5分。
  入渓するまで 工事中県道、林道、廃林道とバイクと歩きで2時間27分か。
  今までの釣行でトップタイム

 

  入渓して 予想してはいたが これ程とは まるで渇水状態 これでは岩魚達も居着く場所が
  決まってしまうだろう。

 

   その 居付く場所の小さい落込みの淵に1投目の餌を下ろす、即喰らい付いてきた

 

  足もとも砂状態の岸、そこに引き上げると小石、砂まみれ、デカサイズのジャスト30cm

 

  1投目にデカ30とは、今日は渇水の源頭迄やっと登って来たが楽しみを味わえそう

 

 

 

  2投目も 又30UPだよ。

 

  入渓し、たて続けの30UPとは 釣りバカもオドチャウヨ。

 

  水量が少ないから淵も小さく餌を下ろす場所を選ぶことも無い、淵に餌を入れるだけ。
  喰らい付いてくるサイズもデカ、どうして1〜2年魚が居ないのかな 食ってこないよ、
  今日はデカもリリースだ。

 

 

   ちょっと広い淵だと取り込みを楽しめる、足元に引き寄せたデカ、メジャーを出さなかったが多分
   30越えだと思われるサイズだ

 

 

  針を飲み込まれて傷を付けたのを含めてデカ4本頂き あとはリリースを繰り返す

 

  渇水状態、淵からの流れは細く、岩魚がノンビリと構える様な瀬はまったく無い状態の流れ

 

 

  

  ブナと針葉樹との混成林、標高はそんなに高くなく500m程、下界は熱暑の28〜29℃だと言のに
  その陽光も深緑の枝葉に遮られて谷底までは射し込まないのでヒンヤリトしている、
  でも 釣りバカはデカ岩魚で熱くなっているよ。

 

 

 

 

  お昼休み カツサンド、鳥唐揚げ、チョコパン、と渓食堂のメニュー でのんびりと渓昼食

     

 

  何処まで登ってもデカサイズ、いつもは中硬調竿を持ち歩くのだが今日はなんとなく硬調竿を
  持ち込んだのが幸いでした。

 

 

  このデカもちょっと細いが30越え、

 

 

  そろそろ廃林道によじ登るポイントが近いんだが魚止めはまだまだ先です。

 

 

  この深い淵からは2本出てきた。

 

  遠くに杉植林地が見えてきた、ここいらで納竿です。

 

  廃林道によじ登るにはこの杉林が低い樹木が無く登りやすいので何時も此処を上る

 

  杉植林地でよく見る マイズルソウ 花が終わりかけて実が生っているのが見える

 

  本当の廃林道だ、このまま放置だと2〜3年で廃林道そのものが見分けがつかなくなるかも

 

 

   わーー 熊のじゃれ遊んだ痕だ、この広さは親子熊だな、真っ黒い糞もある、これは親熊のだ
   近くにもある、ここいら辺がテリトリーか?  ホイッスルを目一杯吹き鳴らす
   あぶないここを早く立ち去ろう。周りが草で見えないからなお不安だよ。

  

  やっと 前後の見える廃林道まで来た、ちょっとは安心、でも油断禁物、熊鈴を じゃらん じゃらん
  と手を掛けて鳴らしホイッスルを吹き鳴らし林道を急ぎ下る

 

  バイクまで到着、まずは一安心。

 

   今日はデカ岩魚で楽しみ、最後に熊の気配で脅され 賑やかな1日でした。




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