6月19日 新たな渓を探し薮沢に入る

   新たな渓と言ってもその入り口はいつも通過して一度も入ったことがなかっただけで いつか
  入ってみようと思ってた渓です。
   17日にこの地区にも降ったようだ林道が水溜りだ、谷筋にも流れ込んで水量が増えて勢いの
  ある流れになっててくれればいいが。

 

   橋が現れた、それもコンクリートと鉄製手すりだ この細い林道にしては凄い橋だ でも手すり欄干
  は 今にも朽ち果てて折れて落ちそう、怖くて手を付けない状態だ。
  下を眺めるとちょろちょろ状態の流れ、まあ下りてみるか。

  

 

  やっぱり流れが見えない、逆に底石が綺麗に見えるよ

 

  淵らしい箇所が見てきた、水の流れる瀬音が無い、木を揺する風の音もない 静かな瀬を
  そろりそろり と歩を進める 普段はこんな遡行は無いんだが

 

 

  ちょっとだけ深みのある流れに餌を流すと ばしゃと出てきて餌を咥えた ばしゃばしゃと暴れ出した
  メタボの山女魚、流れに深さが無いもんだからばしゃばしゃやるだけ、足元に引き寄せ針外しし
  そのままリリース、 このままの渇水だと居着く場所が無くなりそう。

 

  この浅い瀬、そして浅い淵らしいところから 山女魚だけが次から次と掛かってくる

 

  チビ山女魚、尾がデッカイので放流魚ではなさそうだ 

 

 

  どこまで登っても山女魚、岩魚域はまだまだ遠いようだ

 

  山女魚のリリースを繰り返しながら1時間以上登ったな、渓、沢を変えようかと一旦納竿

 

   川筋、山を変えて林道を奥深く入り込む。
   林道の下の四角い導水管から覗き込んでみた、ほうーう岩魚が居付く渓に見えるぞ、
   ようーし ここから入ろう。
   近くに立ってた沢名の案内を画像加工して≪岩魚を育む渓≫とした
   

  

  凄い薮沢です、でも薮沢の遡行には熟練の釣り師の岩魚バカ

 

 

  渓、川筋を変えて最初に来たのが チビ岩魚 岩魚だ 今日の最初の渓が山女魚の谷だったので
  岩魚が来てくれた よかったここは岩魚の渓だと 注意しながら針外ししソーート リリース

  

  遠くに滝音、この水量でも滝の音は確実に聞こえる、そこを狙うか

 

  滝撮り やっとの滝の流れ、岩にカメラを置いて低速シャッター撮りすると水量もプラス
  滝らしい流れに撮れる
  滝を撮ってから岩魚釣り、右の水の落ち込みに餌を下ろし流れ任せに流し浅い瀬に流れ着く寸前に
  やっと喰い付いてきたデカ、2本目も狙ってたので暴れさせないで足元に引き寄せた、だけど2本目は
  居なかった、探っても出てこない。

 

 

  つぎの3m程の小滝も見えた。滝壺の真ん中程で喰らいつき 引き寄せるのに結構手こずった
  未だサビの残ってる真っ黒のデカ岩魚君 目がはっきり写り込まない程度に顔が黒いんだな
  今どきこんなに黒いのも珍しいよ。

 
 

  この滝で、1本目が暴れた割には すぐ2本目のデカが竿を絞ってくれた、30には満たないが
  このクラスが中硬調の竿を絞ってくれると楽しんじゃうよ

 

 

  連続滝遊びの次は深ーーい淵 瀬でユラユラしてたのがこっちに気が付いて警戒したようには
  見えない動きでスーート深みに消えて行った。
  こっちも 抜き足で近づき ソーート餌を下ろしてやる 即 グイグイグーーと引き込んでいく、合わせる
  分けではなく竿はもう十分に絞られているのでそのまま引き寄せる。

 

 

  次は瀬の広い低い落込み、木の枝で正面からは無理、左も無理、右も草木で容易でないが竿を
  出せる程度の腰の高さに草や枝を折る込みやっと餌を放り込む。
  3回目にやっと流れに乗せられた、そこえグイーート反対側の岸に引っ張り込まれた、デカイぞ、
  先端から5本出してた竿を2本タタミ自分の方にゆっくり引き寄せた、岩の上なので下に降りてネット
  に受けることも出来なく ハリスが切れないことを祈り ゆっくりと引き上げる、あがったぞ。
  薮に持ち込んで針外し。 30越えかなとメジャーを当てるとちょっと足らない29.5cm 泣きだ。
  今日はデカサイズが多かったが泣きサイズが2本、その2本だけ頂いて来ました。

 
 

 

  まだまだ上に居るだろうけども今日はここまで、次回にもっと楽しもう




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