9月 7日 瀬音だけの初秋の渓
一夏賑やかだった蝉の声も小鳥の声も聴こえてこない シーーンと静まりかえって風が木々を渡る
音もない樹幹の斜面を渓に下り立つ そこには心地よい瀬音とヒンヤリ感が身をくるんでくれる
その瀬音にまみれながら4週間ぶりの渓に浸る
いつもであれば入渓 即竿出しなんだが 今日は瀬音を聴きながらちょっとの区間ゆっくり
のんびり 渓を渡ると足元から岩魚が走った
竿先に仕掛けを結び足元から一つ上の小さい淵に餌を下ろす 即喰らいついて来た
この渓でのアベレージサイズ 27〜28cm ちょうちん仕掛の竿でも十分に絞ってくれる
釣り糸には白色を付けました 0.8号の道糸と0.6号の針糸だと画像に撮るのがちょっと
容易でないよ
ここは細い渓で淵も小さいが本流から分かれてからも途中には堰堤も無く 岩魚が源頭に
上り詰め遡上するのは産卵行動の前準備だろうか
ここ源頭の渓では全てリリース 釣りの楽しみ 竿を絞ってもらう楽しみの渓
3年魚の小かな 顔から多分 メス岩魚 一杯増やしてくださいよ たのむよ
この渓にも豪雨の爪痕 倒木 大岩 流れもあっちに行ったり こっちに曲がったりと荒れて
います
ちょっと広い淵 やっぱりデカサイズ 流れから上げないで針外しすると岩の間に隠れたつもりか
指でちょんと突くと跳ね上がって流れに戻って行った
流れにも出ている デッカイ10号岩魚針にブドウ虫を2匹付けて流れに降ろすと即喰らい付く
ここに来たら必ず目にする 大木の根に熊穴らしい穴 今日は一瞬ビックリしたぞ
なんか居るぞ 中に光る物が見えたのだ 葉っぱの反射光だったのだ びっくりした
光りの犯人の葉っぱが画像にもしっかり写っているよ
ああーーあ ビックリしたぞ 一息ついて流れで目を癒し 一息つく
ここいらで納竿 2時間の最後にびっくりした癒しの釣行でした
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