7月14日 晴れると やっぱり山渓 山釣りへ

   梅雨前線と各地に被害をもたらした台風8号もやっと過ぎ去ったようだ そうすると黙っていられ
  ないのが釣りバカの性分 12日に小雨と薄曇りの渓でゆっくり出来なかったのでそのリベンジか

 

  林道で車置きがもうすぐなのに崩落、それでも枝を切って軽トラの車輪跡 通れそうだ
  車幅やっと 左側は渓への斜面ギリギリ 一旦通過するが又崩れると通れなくなるのでUターンす

 

  熊鈴4個を ジャランジャラン カランカランと鳴らし 蚊取り線香を燻し熊対策をしての林道歩き
  その緊張感があるが本人はのんびり歩いてるつもり 歩きながら下の渓を覗き見しポイントと
  そこへ下りれる下降斜面を探す 足元を確認し 枝木に摑まりながら5m程下がる

 

  今日は歩きやすい渓を選んでの釣り遊び 流れに岩魚の影 今日も楽しめそう
  ちょうちん仕掛けを流れに落とすと即 竿を絞ってきた

 

 

  瀬でユーラ ゆーら してる その流れに ぬき足 さし脚でソーート近づき餌を下ろすとゆっくり
  寄ってきた 咥えてからもゆっくりユーラユーラ まだ針が刺さってないのか糸付の針を咥えこんだ意識  はないようだ ゆっくり引き寄せたら針が刺さったのかやっと暴れだした。

 

  右あごにガッチリと掛かっている

 

 

  ここの崩落小堰堤が岩魚の遡上を拒んでいる たまに飛び上がるのを見かけることが在る
  この淵から2本のデカ  7月なのにサビが取りきれてない黒い岩魚 1本は飲み込まれて傷を
  付けてしまった。

 

 

 

 

  緩い流の瀬で餌取りなのか 瀬に餌を流してから遡行しないと瀬に居たのが淵に逃げ込み
  あとは音沙汰なし  瀬に居て喰いつかない時は淵に上るのを待って淵に餌を下ろすと喰い
  ついてくるんだな なんでだろ

 

  サイズは25~26cmクラスが多い 誰にも釣られないで来シーズンに又来てくれればいいのだが
  そんなに上手くいくのかな この区間は源頭部よりちょっと下なので釣り人も足跡も見かけないの
  だが 30UPはめったに掛かってこないんだな

 

 
       チントウイワナの形態が見られる岩魚、上顎が詰まった状態で昨年もこの渓で
     針に掛かってきた、昨年とは堰堤を挟んで今回が上で、昨年が下でリリースしたが
     たぶん昨年の岩魚君ではないと思う。堰堤や滝、ダム等で封鎖された生息域で繁殖
     した岩魚だろう、近親交配による異系岩魚だ。

 

  比較的大きな淵から掛かってきたチビちゃん そのまま流れに戻すが なかなか戻って行かない

 

 

  右から小滝が流れ落ちて岩魚には絶好の餌場 アベレージサイズの2本が竿を絞る 

  

 

 

  小滝の直ぐ上の瀬からも1本 

 

 

  この落込みまで3時間の遡行 釣り餌のブドウ虫も最後 その最後の餌での今日の最後の岩魚釣り
  を楽しみました ゆっくり のんびり釣行

 

  帰りは 熱い日差しの射し込むケ所と 涼しくヒンヤリするくらいに樹木に遮られた緑のトンネル
  ここで腰に下げた水を飲みながら一休み  ゆっくり下ってジムニー迄30分 そこでの渓遊び
  遡行距離としたら3時間で途中おにぎり昼食をして1.5kmくらいかな

 







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