6月21日  ブナ林に分け入る渓で遊ぶ

 

行き先を妨げる大岩、
斜面で突き出た岩が
割れて転がり落ちたようだ
岩の角々は刃物のように
鋭い割れ目が立っている

ロープを
掛けてジムニーで
引っ張りなんとか車幅
を確保
今日入りたい渓はもっと先だ

この後は倒木も崩落もなく
いつもの車止めまで入れた






   下降地点までゆっくり歩き40分、林道は崩落、崩落でこのまま間伐、木出しも無ければ廃林道
  になってしまいそう 左下がりの崩落林道を滑り転ばない様に気付けながら 熊除けのホイッスル
  を吹きながら歩を進める こんあに崩れたケ所はつかまる枝も無く足元がとられるので緊張しっぱ
  なし
 

  下降地点も薮漕ぎの急斜面、枝、葉で足元が見えないくらい、今シーズン誰も入って無いのかな
  足跡も折れ枝も無い、今日も良い思いが出来そうだ。

 

  やっと辿り着いた今日の舘の渓、岩魚の渓、カワガラスも水面スレスレに飛び交い歓迎しているよう

 

  1投目に即 喰らいつき中硬調を目一杯絞り込んで横走りしてなかなか寄ってこない、竿をタタミ
  ながら引き寄せ足元でユラユラさせながら撮る。
  今日の仕掛けで針をデカ針 OWNER尺イワナ10号 をセット 大物、デカサイズ狙い

 

 

  今シーズン誰も入って無かったようだ、大 小 ジャブジャブ掛かってくる、よーーし掛けるぞ と
  狙わなくとも掛かってくるのだ デカサイズが多い 昨シーズンは自分もこの渓にきてなかったし
  他に誰も入って無かったのかな それとも全てリリース派釣行者だったのかな 自分もデカ2〜3本
  頂き あとは撮ったら放流の繰り返し、釣るのも楽しく、撮る野も楽しい、 釣り魚全て持ち帰り
  だとこの源頭ではワンシーズンで岩魚ゼロの渓になってしまうかも 

 

 

  渓の瀬が無く丁度いい水の中で撮れるポイントも無く陸撮り、デカ針と早合わせで上顎掛で釣り上げ
  針が飲まれた時でも針外しでゆっくり丁寧に外してやると血を出さないで針外しが出来て安心して
  リリースできる

 

    これもリリース                  こっちの岩魚君も帰ってもらう

 

  その帰ってもらった岩魚君が次に竿を出すポイントに走り上って行った

 

  そのポイントから引き出したデカ 枯葉の上にずるずると引き上げた

 

 

  30越えを期待するのだが出ないな この岩魚君もちょっと足らないな

 

 

  掛けてはリリースの繰り返ししで30越えを待つが出ない

 

  渓の両畔はブナで覆われて 気持ちが好く光り輝いている深い緑 。

 

  ブナ林も光りの射し込みと眺める方向でその色合いが変わるようだ それが下の画像
  その色合いの違い 淡い緑だ。

 

  ブナを眺めていた目を又岩魚を追う目に切り替える 

 

  両壁とも切り立った壁、その岩壁を覆い隠すように割れ目から木が芽生え茂っている

        

  切り立った磐壁の下からもデカが2本も上がってきた 手前の小さい淵と奥の淵から

 

 

 

  渓を塞ぐ流倒木 その下は好い岩魚の棲家なんだけれど でもその下に餌を放り込んだら
  即、喰らいついて来た それも結構デカで27〜28cm位

 

 

 

  9時から竿出ししてここまで ゆっくり のんびり3時間の釣行でした 岩魚と遊びながら
  ブナ林まで釣り上り それを撮る   のんびりと言いながらも熊対策は欠かせません 
  ホイッスルを時々吹き鳴らし 蚊取り線香を下げて臭いを出しながら これは釣り上って
  林道の下りでもその緊張感で下ります。 

 

  林道に上がるのには杉林の方が楽に上れる 間伐されてないが他の雑木があまりなく
  傾斜も比較的緩く登りやすいので杉林の見えるヶ所まで釣り上る

 




            2014山釣り釣行記目次に にもどる