4月16日 残雪飛び越え 倒木切り込み 入れた岩魚の渓

  林道の雪崩崩落個所が多いのと 木出し除雪が1ケ所も無く 今シーズンの山釣りスタート
  が遅れていました。
  今日は入れた 途中に30UPの杉倒木切り込み路肩落とし 20mの厚い残雪一機飛びと
  したいのだが 4輪スリップでスコップ掘り出しでバック脱出を2回繰り返し 3度目にやっと
  突破す。

  


  

  予定の車止めに無事到着。
  昨シーズンはこの渓全体の杉林の間伐で林道は危険だからと全面通行止め、下から遡行して
  来ても ここ源頭までは上ってないだろう そこが今日の狙いだよ。

 

  入渓準備し 渓の降り口に立ち下の渓を眺めて 仰天 堰堤だ 車止めの下に古い堰堤が有り
  その堰堤の下に100m 100m で2ヶ所の堰堤が2年前に構築されて 今回はその上に新たな
  堰堤 それもここで源頭が二又に分かれて両方にピラピラのキレイな堰堤 コンクリートに
  杉間伐材をキレイに張り付けている 一見 木材堰堤のように見える それに残雪の細い渓で
  寒々とした冷たい水とその急流緩和又土砂堆積とその効果を示すのに厚いコンクリート塊堰堤
  だったのが間伐材で覆うだけでこんな温かみのある堰堤になるとは でもこんなに堰堤 堰堤 で
  渓全体が堰堤の渓になると 岩魚 山女は何所へ行くのかな 100m間隔で5か所の堰堤 
  この渓で岩魚釣りができるのも今回限りカモ

 

  上が右の渓の堰堤 下が左渓の堰堤 どちらも間伐材で覆われてキレイ

 

 

  左の堰堤を探ってから右に釣り上る 元々細い渓だったので出てきた岩魚もちょっと細く 
  淵に戻ってもらう

        

  右渓に向かう 水温6℃ 充分に喰らい付いてくる水温だ。

 

  雪代も治まり出来たばかりの堰堤は左右の傾きも無く全面に均等に流れが見える。下の
  吹き出しからも詰りが無いから勢いよく流れ出ている。それにしてもキレイな堰堤だ。

           

 

  堰堤下の淵に1投目 根掛のような重ーーい引き込み ガリガリグリグリは無くゆっくりと
  引き込んでいく そんなに広くはない淵なのにゆっくり引き込まれると広く感ぜられる、時間も
  ゆっくりとそれでいてながく感じられ釣り人はそれを楽しんでいる。
  瀬までずり下がった残雪の上に引き上げた ジャスト30 シャター切るときに30側だけ見て
  撮影でシッポのほうが切れてしまいました。

 

  1〜2cmの違いで人相じゃなく魚相は大違い 好い面

 

 

  堰堤淵での2本目もズッシリとしたデカサイズ

 

 

  堰堤の上に上りそんなに広くはない水面を覗くとユラリユラーーリと姿が見える 幸いこっちの
  影は水面に写らない 餌を静かに放り込む 喰らいついて来たデカサイズ 引き寄せる場所を
  探しながらしばらく泳がせてから倒木の転がるポイントに引き寄せる。

 

  新構築堰堤で楽しんだ 岩魚も新居と勘違いして集まったのかな 広く流れの緩い個所もある
  ので岩魚の食べる餌となる水中昆虫又枝から落ちる昆虫が多いのかも

 

  堰堤の上にも居そうだ 平瀬に流したら咥えて上流に走った 充分なサイズだが激流岩魚の
  のように尾がデッカクこれからまだまだデッカクナル岩魚なのでそのまま瀬に戻ってもらう

 

  壁からずり落ちた雪魂が徐々に多く厚くなってきた 渓を塞いくれない様に

 

  出て来ます マルマルと太っている 今時期だとホッソリしてるのが多いのだが 昨シーズン
  周辺の杉間伐と堰堤工事で釣り人が入って無いこともあるだろうが リリースサイズも多い。

 

 

  遡行するにつれて渓相もよくなる 渓相がよくなるってことはそれたけ遡行しずらくなるんだ
  でも そこには岩魚がいるんです それも無警戒の岩魚が

 

  渓を覆い陽の射し込みを遮る新緑がまだまだ遠い源頭の春 でももうすぐ そこまで来ている

 

  瀬も丹念に探ると出てきる こうゆうポイントは てんからが面白いかも

 

 

  源頭らしくなってきたが未だこの奥には最後の堰堤が鎮座してるのだ 雪の下からでも
  出て来るよ

 

  好い眺め 巨岩の向こうにも大岩魚がいるだろうな 足元を確認しながらゆっくり遡行

  

  アタリはデササイズ ちょっと足らないな27cm

 


 

  この渓の最後の堰堤 この上にも居るんだが今日はここで納竿としよう 最後もちょっとデカサイズで   充分に竿を絞り込んでくれた。

 

 

  岩魚に夢中になっているとついつい周りの草花に気が付かないまま遡行してしまう
  デカが出ると踊ってしまうんだよな でももっとのんびり釣りをやろうよ

 


  12時30分にジムニーに戻れた おにぎり昼食 デカおにぎりを2個も握ってきた 2個とも完食

  帰り道 細い林道で交差する車もジムニー 写真撮影で樹木の芽吹きを撮に来たと 足も上げて
  ないノーマルジムニーでよく入ってこられたな と言うと倒木杉はもっと切り込んだし 雪魂もこっちの
  タイヤ跡に合わせてなんとか通れたよ と 自分が車を駐車した箇所よりもっと奥に行きたいようだ
  がそれは多分無理だよと言う
  今度は 山菜取りだと言う車 今 隣の渓の林道で熊と鉢合わせしたのでこっちに来たと言う 幸い
  車だったから怖くはなかったがその沢は諦めた ギョウジャニンニクを探しているようだ。
  林道でも外気温16℃だと熊も腹をすかしてるので穴から出てくるようだ
  途中に中流域に入渓したと思われる白い新車のジムニーが2台 これでは最奥まではもったい
  なくて入ってこれないか 舘のジムニーはもう大変 キズだらけ サビだらけの釣り道具
  




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