5月10日 山釣り 岩魚の渓 30UP竿を絞る

  晴天の釣行、今シーズン初めてかな。最初に向かった渓には既に先行者の車が入っていた。
  ちょっとスタートが遅かったのでしょうがないかと その渓を諦めて方向転換し次の計に向かう。
  その渓もバックとする山は太平山だ、ズームで引っ張ると頂上だけ雪が無く三吉神社奥宮を確認
  出来る。今シーズンもこの太平山系と白子森山系の渓谷で遊ばしてもらう、合掌。

 

  

   林鉄跡も斜面の崩落で埋まってしまい跡形も無く確認できなくなってしまった。

 

   ノンビリ歩くのは良いが、ここが自分の遊ぶ山で一番 熊さん と逢いたくないのに会ってしまう山、
  春だ、春だと花を撮りながらもホイッスルを吹き鳴らしながらです。
    イワウチワは今が盛りと斜面一面敷き詰められたように咲いている、カタクリはもう終り頃、
  ショウジョウバカマも今が撮り頃のようだ、ピンクと真っ赤なショウジョウバカマ。

 

  

  花を撮りながら林道をゆっくり30分程上り入渓です。伐採、運材用改修林道は林鉄跡に壁を崩し作道した
  ために 枕木等林鉄跡が残っていたのだが今はその跡形も見えない。

 

  渓には林道改修で砕かれた岩石が崩れ落ちて歩き難い。
  それでも、岩魚は元気な顔を見せてくれる。

 

  今シーズンに、ここまでは誰も釣りあがってないようだ、居る 居る、餌を下ろすと直ぐ飛びついてくる、
  釣技もなにも要らない岩魚釣りてこのことなんだよな。

 

  淵、落込み、はサイズUP、瀬はちょっとチビサイズ、

 

  渓と平行して走る林道から砕石が転がり落ちて落込みを埋めてしまった箇所もある。

 


 

  アベレージサイズが24〜26cm程、小さいのも居るから確実に再生している渓だ。

 

  周りが伐採されて明るくなったのでサビが取れるのが早まったのか綺麗な斑紋の岩魚が多い

 

 

 

  この小滝からは2本出てきた。1本のデカサイズが来ると期待したのだが。

 


 

 

 

  エンレイソウ、花を撮りながら一休み。

 

 

  好い顔、3年魚の顔、4〜5年となると精悍さがでてくる。

 

 

 

  出た、中硬調を十二分に絞ってくれた30UP、ちょっと広い上の落込みからで なかなか寄って
  来なかった。ネットキャッチだ。メジャーをあてると 31cm 今シーズン最初の30UPだ。
  顔もいい面している。

 

 

 

  岩魚が踊りだしている、今日の気温上昇で、水温も上り元気が出てきたのかも。
  これもUPサイズの30cmだ
  杉の切り株、年輪44年と数えてみた、未だ新しい切り株なので数える事が出来る。
  岩魚は たぶん 4年魚かな。44年の杉切株と岩魚4年魚。

 

  今日一番の黒サビ岩魚、サイズから4年魚。

 

 

  3年魚の好い顔

 

 

 

  今日の納竿の滝、この滝はまだ魚止め滝ではなく、この上をしばらく遡行すると魚止めの滝が
  現れ、そこにはいつもそこの主が待っててくれるのだが、そこはまでは次回釣行に残しておこう。
  ここでは 主候補と見れる2本が出てきた。ここまでで十二分に楽しんだ、遊んだ。

 

  今日の最後の岩魚君、放してよ と 言っているようだ、滝の主に成れよと元の滝へ戻す。

 

 

 

  南斜面、東南斜面は確実に芽吹きが始まっている、反対斜面には未だ雪の壁、これが消えると
  山にほんとうの春が来る。

  





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