5月 1日 山釣り 今日どこ行こう入渓地探し

   どこへ行こうか、源頭、岩魚域だけで遊んでいた釣りバカ、今シーズンは未だ入りたい渓には
  入れないでいる。
   又、また、河北林道の崩落だ。昨シーズンも大滝の先の崩落で通行止め、未だ開通してい
  ないだろう。それにこの崩落、手前の方でも石が ころころ と転がってくるよ。未だこの崩落
  は止まってないよ。今シーズンもダメだろうか? 県道なんだけど。すぐ始まる山菜採り、そして
  秋にはキノコ採り。釣り人よりはるかに多いはず、それなのに それなのに。

 

  崩落個所を そろり そろり と足元を確認しながらわたる。左下の本流は雪代と連日の雨で濁流
  状態。何本かある近くの支流に入り込もうと堅い雪の林道(県道)を歩く。すでに何人かの足跡が
  が有る。入れる渓が無いので入れそうな箇所に集中するのかも。

 

  支流林道に入るとますます残雪が厚みを増してくる。

 

  間伐されて明るい杉林の下に細い支流が見えてきた。水量は想定内で遡行は出来そう。

 

  空は、今にも降り出しそうな雲行き。低く垂れ、ガス状態の山は小雨が降り出している模様。

 

  未だ見られる 根開き。ほんとうは ブナ林の根開きを見たいのだが、そこまではまだ登れないな。

 

  雨滴と芽開き、山にも確実に春が訪れている。この芽が開いたら新緑シーズンだ。

 

  足跡はこの渓にも入っているが まずは竿を出してみよう

 

  ちょっと小さいのが喰らいついてきた。引き込みは1匹まえだ。細く狭い渓でちょうちん仕様の
  中硬調の竿を絞ってくれる。

 

  掛かってくるのは全てリリースサイズだが徐々に大きくなってきた。前に入渓した人は途中で
  下がったのかな、それとも雪で登れなかったのかな、足跡が見えなくなった。
   ポンと引き抜いたら針外れで雪の上に無事、着雪の岩魚君。

      

  水量、流れがちょうどいいようだ。岩魚の居着くポイントの淵、落込みが掴みやすく、餌を
  放り込むと確実に ガリガリ、グリグリとくる。

 

 

  渓を変えて隣の沢へ。ここも足跡が有る。

 

  前に遡行した人は水量、流れが有りすぎて、岩魚の居着き場所が定まらなかったのかも。
  餌を下ろすと喰ってくる。ちょっとは大きくなったぞ。

 

  面もいい顔、精悍さが増してきた、もう一歩だ。

 

  リリースしながら釣り上る。

 

  落ち込みごとに入っている。

 

  まあまあの サイズになってきたぞ。
  このサイズは今日の渓からの頂きです

 

  この渓もここまでで、この上は次回釣行に残し、今日3本目の渓に移動です。

 

 

   崩落で廃林道状態の林道をテクテク、ゆっくりと入渓地まで昇る。ここは足跡が無いぞ。

 

 入渓、即ポイント、流れもいい具合だ。

 

  来たぞ、中硬調の竿を立てようとしても寄ってこない。これは尺オーバーかと期待した。
  オソ合わせだったから掛かりは確実だからゆっくり引き寄せネットキャッチ。
  足りなかった 28cmしかなかった、残念、でも 黄金色の岩魚、今の時期 真っ黒サビの
  岩魚なのに。 


 

 

  次も、ちょっとデカサイズ。やっぱりサイズUPすると面構えがいいよ。
  岩魚の本当の顔だ。

 

  小雨模様にも気が付かないまま釣り上っていた釣りバカ、竿のこう着前に納竿。
  朝7時30分から 途中オニギリ昼食しながら 午後1時30分まで。歩きすぎたかな。

 

  南東に面した斜面には雪渓、残雪がなく、草木に春の芽生えが感じられるのだが、連日の
  雨とこの時期の異常とも言える低温により キクサキイチゲ、オトメエンゴサク等、早春に咲
  く山野草もつぼみ が開きかけたのだが下を向いたまま寂しく縮んだままでシャターを切れない。
  それでも ミズバショウは寒くても大勢で見事、ちょっと遠回りでも撮りに立ち寄る。

 



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