4月19日 山釣り みぞれ、ヒョウ、それでも岩魚渓へ

  秋田もいよいよ花見シーズン突入というのに、この天候、毎日雨、みぞれ、ヒョウと4月のこの時期
 に、日中の最高気温も8℃、これでは開きかけた桜の花も萎んでしまいそう。
  それでも岩魚バカは山に行く、今日しかないのだ、明日は用事があって、明後日には又仙台入り、
 それで、雨、みぞれ の次に青空がのぞいた。
  それ 行け とばかり一番近い岩魚の渓に向かった。残雪が無ければ15分の岩魚渓。

 

  あるある 未だ残っている、連日の雨でもっと下がっていると思っていたのに、スタッグ覚悟で
  前進、深く、厚くはないようだ、デフを引きずりながら順調に? 進める。

 

  残雪の切れるヶ所で雪崩跡、ちょっと深い、勢いを付けて飛び越すつもりがやっぱし埋まった。
  掘り出すのに20分、準備運動にちょうど良かったかな とは言いながら ハーハ フーフー 。

 

  早く消えた箇所には春一番の花ミズバショウが咲き始めている、ジムニーを掘り出した後の
  のんびり小休止に花撮りだ。

 

  もうちょっと入り込めると思ったのに、この先の支流に架かる橋の上の残雪が深すぎる、5m位
  の幅なのだが、通過できそうもない。除雪するにもしんどい。ここいら辺から歩くとするか。

 

  堰堤が無くなるあたりまでジムニーで入り込みたかったのだが、この奥にもう一か所あるんです。

 

 最後の堰堤を過ぎてから入渓、雨が降った割には雪代が出ていない、ゆっくり遡行できそうだ。

 

  黄色くふっくら としたブドウ虫を9号岩魚針に付け、一投目を振り込む、淵にゆっくりと沈み、
  赤と黄色の目印が水面に着かないうちに カツカツ、コソコソと小さく、軽いアタリ、遅くゆっくり
  合わせると ちいちゃい岩魚ちゃん、8cmくらいの1年魚、よく針を咥えたもんだ。

 



 

  餌を放り込むと即 喰らいついてくる 体長もちょっとずつ大きくなってくる。

 

  この辺になると アタリも一匹前、 ガリガリ グイグイ と引っ張り込み竿を絞ってくれる。

 

 左からの支流滝、落込みからのちょっとデカサイズ、もっとデカイのを期待したのに。

     

 

  サイズがあと一歩足らない、これではまだ引き抜きサイズだ、足元引き寄せサイズがほしい、

 

  だいぶ登ってきたがサイズUPは無理かな。入渓しやすい渓だからデカサイズになる前に
 針に掛かってしまうのかな。 3年魚あたりまでリリースしてくれたら お互いにデカサイズで
 楽しめるかもしれないのに でも無理かな、 

 

  今日の1番でも3年魚、4年魚になると面が変わってくる、精悍 イケメンじゃなくイケイワナとなる。

 



 

  そろそろ上らないと、雲行きが怪しくなってきたぞ、山全体が暗くなってきた、雨か雪が来る。
  最後の1本をリリースして 納竿。
   ここまで 1時間30分の遡行、山釣り でした。遊んでくれた岩魚さん ありがとう。

 

  雪の林道をゆっくり下る。

 




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