9月15日 遠周りしても渇水の渓

  秋田市から遠周りして阿仁まで来ました、待ち合わせ場所の 道の駅 あに マタギの里 でS氏
  が先に来て待っててくれた。河北林道(県道308号線)が春から崩落通行止めで太平山系、
  白子森系の各水系で半数程が入渓出来ないままでちょっと残念、でも釣り人が入れないと岩魚
  は大きくなるぞ、それは嬉しいけど。

 

  阿仁側からも通行止めのバリケード、ジムニーをここに置いて入渓地点までちょっと遠いが
  マタギ道を歩くことにする。でも すぐ始まる舞茸レース、どうなるんだろう、この林道がストップ
  していると。

 

  ブナと広葉樹混成林を徘徊、同行のS氏はミズナラの樹を目にすると盛んに根回り活動だ、
  全然見えないな、今年は遅いのかな、それとも高温異常気象で不作なのかと呟いている。

 

  ブナ林から下の渓を覗く、流れの音、瀬音が聞こえてこない、うるさい位の蝉の声が無いのだから
  瀬音が聞こえてきてもいいのだが、全然、さっぱり 聞こえない、やっぱり水、流れが無いのかも。

 

  やっぱり流がなかった、渓は川原状態、これで岩魚が居るのかな

 

  落込みも岩魚の隠れ場所が無い程、狭く浅く、餌を放り込むポイントもありません。

 

  同行のS氏、深みを探しながらピンポイントで餌を下ろし 手応えありと慎重に取り込む。
  まーまーのサイズのようだ。

 

  岩魚を咥えた ゴイサギ(たぶん ?) 
  竿先3m位先で 咥えた岩魚をさかんに岩に叩き付けている、飲み込む前のしぐさだ。
  シャッターを切っているこっちに気が付いて岩魚を置いたまま飛び去った、2年魚の15cm程
  の岩魚が失神状態で転がっている、流れに戻してやるが動かない ダメかな。
  ゴイサギに岩魚を獲られてしまった、カワセミも魚を食するようだが岩魚域ではほとんど見るこ
  とはなく、カワガラスの飛び交う姿しか見ない。釣り人だけではないんだ岩魚を獲るのは。

 

                 

 

  居付くポイントを探しながらのんびり遡行、深みのあるヶ所にはやっぱり居る、居る、釣り人
  を喜ばしてくれる岩魚君。

 

  これは ちょっと 乱れ斑紋、最近多くなったようだ。

 


            

   流れがあれば最高の渓相なのに、狭いポイントに居付いている岩魚が窮屈そう、もうすぐ
   本当の秋が来る、そうすると雨も来る、 たぶんもうすぐ住みよい渓になるはず

 

  デカサイズは1本も来ない、すべてリリース、来シーズン又来るだろう。

 

 

  山の花はとっくに秋を告げているのに 里は残暑、熱暑と暑い熱い毎日。

  キバナアキギリ




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