8月14日 あーちゃんの山釣り初釣行

  東京の近く、都会っ子の孫、小学3年生の一人旅での山釣り初挑戦。
  じいさん の岩魚釣り、一緒に連れてってよ と まるっきり竿も持ったことのなく、ましてや
  沢なんて歩いたこともなく 初めての釣りが 山釣りだ。
  でも じいさん は喜んで初釣行のコースを選んだのだった。

 

  高低差の少ない、細く水量の少ないチョロチョロ沢で、本流からの分れに滝、落込みの無い、
  熊の気配の無い、ちょっとは岩魚が居る細沢、そんな沢、渓てあるのかな?

 

  あった、そんな沢があった。舘ではめったに入らない、種沢としている沢です、大事な沢だが
  今日は ここにしよう。ほんとうにチョロチョロの沢で 小学3年生でも歩けそうだ。

  

  さすが、種沢(舘で勝手にそう呼んでいるだけ) 7〜8cmの半年魚、15〜20cmの1.2年魚
  がコツコツ、コツコツと竿を揺する。自然回帰の難しさとその保護、リリースと最小限の持ち帰り
  を教える山釣り教室です

 

  ちょろちょろ水流でも ちょっと深みがあると竿を持つ手に十分なる手応えと感触を伝えてくれる
  初挑戦の あーちゃん でも ズルズルと引っ張り込まれてから むこう合わせで きたーー と声を張り
  上げて周りの木に竿を引っ掛けながら引っ張り上げ 手でガッチリ握りしめる。

   

  リリースサイズとデカサイズと交互に竿を賑わせてくれる、そのつど あーちゃん は大賑わい、その
  取り込みのお手伝い。

 

  体長よりメタボサイズが多い、チョロチョロ渓にしては餌が豊富なのかもしれない。

 

  

 

  細くても奥の深い渓、8時に入渓し、ゆっくり、ノンビリ4時間の釣り上り、

 

  下の小さい落込みで納竿、まだ、まだ上に居るはず。初釣行はこの辺まで、後は足元に
  気を付けながら石を選び、岩を選び下りのコース選択に注意してゆっくり、渓遊びは
  登りよりも下りに気を付けなければならないんだよと足を着くポイントを見極めさせる。

 

  根元近くで一度折れてそれから枝、葉が伸びて大木になったような木だろう。

 

  朝は曇り空だったが、天気予報の晴れ、晴天が的中です、気持ちの好い青空、渓をわたる風も
  心地よく久しぶりの気分爽快なる孫との渓遊びでした。

       


 

   山間のソバ畑、今満開です。
   へーーえ これがソバになるのとけげんそうな あーちゃん、 うどんは? それは小麦。
           満開のソバの花をバックに1枚
   こうして あーちゃん の山釣り初挑戦は怪我も無く、無事終わりました。


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