6月14日 雪渓越えの山釣り

  12日に倒木、落石等を排除し林道開通したので又同じ水系の沢に入る。
  車止めから廃林道をホイッスルを吹き鳴らしながら上り、下降地点から今日の渓を
  覗き込む。
     

  入渓する沢の海抜は低く、廃林道の上で丁度300m、急降下して渓に降り立った
  所が標高240m。

  

  降り立った所に2~3日前の 焚火、石を退けテントを張ったような跡、渓泊りで
  山釣りを3~4人で楽しんだようだ。舘の主人は渓泊りで釣りをやったことが無い、
  渓止まりしなくともすぐそこに岩魚が居るので 1日渓遊びしたら ハイ帰宅です、
  でも渓泊まりしてみたい。今日はどうしよう? 竿抜けを探し遡行するか、
  今下がった下降コースをよじ登るか、せっかく下がったからここで遊ぶかと
  竿に仕掛けの準備をする。

  

 

  最初の落ち込み、居るよ、充分竿を絞ってくれるサイズ、しかもテン場から
  30mほど、釣り落としたのかな、リリースしたのかな、塩焼きサイズなのに、
  自分もリリースするか。

 

 

  テン場跡周辺でも結構居るよ、もしかすると雪渓で竿を出せなかったのかな。

  

 

  雪渓の見える支流に入る

 

  支流で最初のが体調はあるがホッソリの痩せ岩魚、雪の塊の上でハイポーズ後
  お帰り願う。

 

  竿抜けを探さなくとも よいっしょ と引き上げるサイズが出てきて楽しませてくれる。
  渓泊まりの人達はリリース派の呑み助タイプだったかな、失礼

 

  遡行左側面からの滝」、水量変わらず細いが好い眺め。
  

  いよいよ本格的な雪渓だ、例年だと今の時期に この沢で雪渓なんて見ないのに、
  これではとてもとても源頭、魚止めまでは登れそうもないな。

 

  雪渓に 取りつく場所、登り渡るヶ所、を慎重に探し雪渓越えです。
  渡れそうもない雪渓は渓の斜面を木、枝に?まりながらカニの横歩き状態で登る。

 

  樹、木、大石、泥 を巻き込んだ雪崩やずり落ちて雪渓を作ってるのかな。

  

  途中割れ目が入って穴が開いている状態、あぶない、危ない、斜面によじ登る。

 

  渓、流れが見えない、渓を埋め尽くした雪渓、雪の塊、岩魚はこの下で未だ眠って
  いるのかな。

 

           

  雪渓を1ケ所超える毎に ご苦労さん と言わんばかりに岩魚さんが挨拶に
  顔を出してくれる。

 

  メタボのズッシリと重かった、ネットを出すか迷ったほど。

 

 

  1ケ所から2本上がる、大きいほうは泣きの29cm。今年未だ30UPがまだ
  なんです。

 

 

  でっかい雪渓、両サイドの壁面にもへばり付いています。

 

  下を潜れそう、厚さも十分だ、危なくはないだろう。入り口付近です

 

  通過中、融雪の滴で雨降り状態、ヒンヤリと冷蔵庫の10m 駆け足で抜ける。

 

  抜けたらちょっとは広くゆっくり出来そう、小休止です、でも遠くに又雪渓。

 

  雪渓が溶けた後はドロ、砂状態、岩魚を置くとドロだらけ。

 

 

  こんどのせっけいも大きいぞ、十分な厚さ、上に上がってみる。

 

  これじゃ駄目だ、奥まで雪渓で埋まっている、登っても竿を出せそうな場所が
  見えないよ。
  右からの細い沢の上にもデッカイ雪の塊、溶けて泥水が流れてきている。
  今日は此処までの遊びかな。 この沢はこの辺からが山釣り本番なのに残念。

  

 

  渓下り 1時間 入渓地点近くの本流まで戻り その本流をちょこっと
  登ってみる。岩魚も顔を見せてくれます、でもちょっと先の滝の主を見たくて
  来て見たのだが主はご不在でお留守番のチビ岩魚が出てきただけ。
  これで ほんとうに今日の遊び終了です。

  





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