9月18日 ファイナル釣行

  禁漁には2日早い最終釣行です。
  今シーズンはスタートからつまずいた。腰痛からきた坐骨神経痛でした。でした と記したが
 未だ完治しておりません。神経痛は無くなったが腰にまだ不安が残ります。神経痛も腰痛も
 確固たる治療法は無いように思われました。リハビリと安静の7ヶ月。おかげで体重UP
 で渓遡行には一番の障害だ。
  そんな、こんなで、今日の渓はゴーロが無く、標高差が少なく、入渓が車から直ぐ、歩きやすく、
 岩魚の影が見える渓。終盤間近あと2日残して禁漁なのに、そんな渓何処にあるんだ。腰に 
 な〜んも不安が無ければ源頭の源頭に入り込むのだが、今日はそんなわけにはいかない。
  けして深くはない、浅いが源頭らしい渓、そして滝が4本も在る渓をファイナルに選んだ。

 

  灼熱の夏をやり過し、スーパー残暑も消えて1週間。ひんやりとする渓に身をゆだねる。
  のんびり と歩き出すとウエーティングシューズとウエーダーがいやに重く感じられる。
 いつもならそんなに重く感じないのに、この気持ちのいい渓を、身軽にひょいひょい 
 と歩きたい。

 

  ゲリラ豪雨の痕跡が渓谷全体に倒木が折り重なり、狭い箇所では一時倒木ダムを形成し崩落
 したのだろうと思われる箇所もある。足元も浮石だらけ、歩を出すのに要注意。

 


 

  岩魚と遊ぶ落込みも、新規落込み淵形成と言えそうだ。思いもよらない岩の下からやっと
 出てくる。それも もそーと 出てきて針に喰らいつく。

 


 

  最初の滝で左右2連滝。どちらも魚止め。主はお留守だった。2,3日前の釣行者の足跡らしい
 のが在ったから、その人が好い思いをしたのだろう。

  

  支流から流れ落ちる3本目の滝。4本目の滝は3段で落差20m程あり。高巻きには左から巻き
 30分程かかる。前に巻いてみたがやっぱり魚止めだった。滝上放流か、でもここの巻きは
 ちょっとキツイな。

   

  

 

  谷全体を覆う倒木ダム痕。

 

  遊んでくれた岩魚達、最終日は全てリリース、来春もう一度来いと瀬に戻す。

 

  竿抜けからでもこのサイズだと手ごたえ充分。中硬調の竿を絞り楽しませてくれる。

 


 





  今シーズン 5回のみの遡行 山行き 渓登り 岩魚あそび 体調不全を悔み 来シーズン
 こそはと もう来シーズンに思いをはせる。その前に増えた体重を落とさなければならないのに。



                  2010釣行記もくじ にもどる