11月17日 初冬の渓に岩魚撮り
青空が見えてきた。
雪の降ってくる前にもう一度岩魚の顔が見たくてジムニーを山に向かって走らせる。林道に
入った途端にそこは厚く積もった落ち葉の路面、キノコシーズンも終わったのかタイヤ跡も無い
落ち葉の林道をユックリ進む。
紅葉のこり葉(?)がポツンと見える。葉が落ちて真っ白くなったブナ混成林でひと際目につく
深緑のブナ林も好いが、葉が落ち、林床まで陽が射しこみ、真っ白くなったブナ林も
又その存在感を示す。
枯れ落ち葉が何層にも積み重なり腐塾し肥やしとなりブナの生育を助けるのだろう、それが
森を育て、そこに蓄えた水で岩魚達、森の動植物が育まれるのだろう
最初の岩魚撮りポイント。しばらく探すが撮影ポイントには出てこない、いつも居るポイント
なのに。
次のポイントまで又ノンビリと林道を登る。シーズン中であれば渓に下りての遡行なのに。
ポイントで出迎えてくれた3本、けっこう大きいサイズが流れで給餌の様子。
流れから岩魚撮りポイントに寄ってくるのを ひたすら待つ。
流れの無い浅い瀬に寄ってくれればシャッターチャンスなのだが、なかなか言う事を
聞いてくれない。ここが水中カメラ、防水カメラとの違いです。
最初に寄って来たちょと小さめサイズ。
左のヒレの周りが白っぽいのが一番デカサイズ、水の中では大きく見えるが確実に30cm
オーバーだ?
追っかけや寄り添いが見られないから産卵行動は終わっているのだろう。
晴天の渓で半日のんびり岩魚達と遊ぶ。竿を持って振り回さなくとも、瀬に立ち込まなくとも
竿をカメラに持ち替えてて楽しんでしまう。
それに今日はカメラテストもしたくて一眼レフズーム200mmセット と PowerShotSX30IS
のズーム確認がありました。SXの光学30倍、デジタル140倍の威力は凄い。
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最後の1枚は別ポイントでの大物の影です、待っても待っても、撮影ポイントには
寄ってこないし浮いてこなかった。
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