9月16日 舞茸採りとバッテング きのこ撮り
この時期は狭い林道に舞茸採りの車が所かまわず駐車している。駐車しているのではなく
ちょっとスキマがあるとそこに突っ込んでおくというような状態。そこをすり抜けながら今日の
入渓地に向かう。途中のチョットばかり広い場所には10台も突っ込んでいる。ここから自分の
目を付けている舞茸の生えている木の根元を目指して上に登る人、沢に下る人と舞茸レース
を展開します。もしかして今日入る沢にも降りてくるかもしれない とふと思ったのが 後で現実
のものとなってしまった。
入渓地車止めにも茸採りのバイクと軽トラック。春の山菜シーズンが終りしばらく静かだったのに
又山は賑やかになっています。
時々 雨がパラつき木々の葉っぱも濡れ もや のかかっているような朝の渓に気持ちよく
遡行開始。右手に伝わるアタリも心地好く、軽く竿を起こしてはリリースを繰り返す。
自分らの熊鈴と違う鈴の音。二人とも顔を見合わせて聞き耳を立てる。そのうちジャブジャブ
と沢を下ってくる二人組み。ヤアーヤーわりわり(悪いな、悪いな) と言いながらジュブジュブ。
舞茸 有ったすか?と聞くと ちょこっと な と、 採ってきたようだ。 まあー好いか と釣りあが
ろうとしたら たぶんまだ下がってくる連中が居るよ ときた。 こりゃ無理だと言わんばかりに
S氏がうなずく。舞茸道の下がり道のようだ。ダメだ今日は諦めよう。撤退だ。
ブナの寿命は 250年〜300年 ときには400年の老木もあるようだ。
1ヶ月前にここを通った時には無かった倒木、倒れたばかりのようだ。寿命で倒れたのか
どうかは分からない。中が半分以上腐って空洞になっていたようだ。直ぐ近くに幼木が見える。
確実に再生しているのだ。安心、安心。
アキノギンリョウソウ
ギンリョウソウは春から夏にかけてよく見かけて写真も撮っているいるのだが、 この
アキノギンリョウソウは初めてだ。最初は遅く咲いたギンリョウソウかなと眺めていたが
どうも おかしい、 真っ白くない、紫や黒い斑点がある。これがアキノギンリョウソウ か
と覗き込む。(別名 ギンリョウソウモドキ )
撤退の途中 次に目に留まったのが 茸、きのこ、キノコ、ブナの森で出会ったきのこ達。
舞茸は見つける事は出来なかったが、茸、キノコ、きのこ ほとんどが毒きのこだろうが
その種類の多い事。茸を撮ったのは初めてだ。
本格的に撮ろうとしたら三脚が必要だ。フラッシュを焚くとその周りの情景が消し飛んでしまう。
茸の事は何も分かりません。もちろん名前も。でもこの多様な姿、形、色。斜面、山のおかれた
環境や樹木等でこの種類もまた多様化し、さまざまな茸が現れることだろう。きのこの写真撮りも
面白くなりそう。
以下の茸、写真のみ眺めてください。
山野草 シロツリフネ です。ツリフネソウ(ピンク)、キツリフネソウ(黄色)は
多く咲いていますが シロツリフネ はそんなに見ることが出来ません。
今日は、ブナの森で きのこ達 と遊び 岩魚の写真はありません。
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