9月11日  秋の渓はリリースデー

  変りやすい秋の空。昨日は注意報が出るくらいの豪雨、今日はなんとか晴れた。
 里は青空が見えてたが 山に入ったら雲が低く垂れて 林道を登るにつれてガスッテきた。
  今日の入渓予定車止めに登りつめたら そこには車、車、車、7台も、自分の車の駐車場所は
 確保出来そうも無い。もう始まった舞茸レースだ、 舞茸採りの車だ、薄暗いうちから歩き出して
 自分の目を付けているキノコ木ミズナラ(ドングリの木)の根っこを目指して斜面を攀じ登るようだ。
   入渓地移動です、本流沿いに伸びる林道に戻っても 舞茸採りの車を避けながらの注意進行です。
  20分程タイムロスした。
  木々も雨 朝露に濡れている、車から下り立つとヒンヤリする。里では夏のないままなんとなく秋と
 なり、朝夕の気温が下がったが日中は未だ暑い。でも山はもう完全に秋だ、風が冷たく感じられる。
  岩魚達の秋のお仕事が始まっているかな、お腹をパンパンにして上へ、上へと遡上開始だ。

 

  昨日の集中豪雨はなんだったのだ と思われるくらいの渇水状態。里に降って、山には降らな
 かったのか。ポイントを絞りやすくて釣り上がりのスピードが早まる。

 

  2年魚クラスが次から次と喰いついてくる、ここまで登ってきて竿を出す人は来年又遊べるように
 きちっとリリースしてくれている。

 

 

  今日は1本のハズシも無く、呑み込みも無く、上顎、下顎掛かりで 針ハズシニッパーは一度も
 使わなかった、こんなことはあたり前の様だが 釣るぞう と意気込むと どうしても遅合わせとなり
 針ハズシを使わなければならない。

 


 

  藪沢を得意とする舘だか今日は明るく開けた渓、一人でのんびり釣りあがります。

 

  3年魚クラス です

 


 

  ちょっとデッカイのを撮影用生簀を造って放したら暴れて濁らしてしまった、やっとちょっと
 落ち着いたのでハイポーズ。

 

  ここの渓は全て乱れ斑紋のようです。

 

 

 

 

 

  今日 逢った山野草たち
           ツリフネソウ                           キバナアキギリ
  

                                 キツリフネソウ
 

                           マツヨイグサ
 

  3年魚クラスを3本頂いてきました。感謝、感謝。





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