6月20日 タケさんの岩魚釣り2009 2日目

  2日目、宿から林道をガンガン登り、車止めはもう深緑のブナ林真っ只中。そこからさらに30分
 背丈ほど伸びた草を掻き分けながら廃林道を登る。
 
 

  廃林道の右カーブを曲がると白子森の頂きを見ることが出来る、ここが入渓地に下がる地点。
 枯葉に覆われ僅かに踏み痕が残る舞茸道だ、急斜面を枝や蔦を伝い下りること15分、
 今日の岩魚遊びの渓だ。
  仕掛けを竿先に結んでいる間にも、足元から岩魚が走り出すもんだから タケさんは
 気が競っているようだ。のんびり、ゆっくり やろう。

 

  まだ雪魂がある。その周りに遅咲きのシラネアオイの群生。
  厚い雪の下からも1本を引き出したタケさん、今日も満足そうだ。

 

 

  昨日よりは広い渓だがそれをも横切るブナの倒木、相当上からずり落ちてきたようだ。

 

  今日、遊んでくれた岩魚達

 


 



 



 

  見える岩魚の口元に餌を下ろし粘ること数分、喰わない、食わない と指でバツのサイン、
 しばらくやっていたがとうとう諦めたようだ、岩魚に負けた。掛けないで残しておくのも自然の
 復活と、自画自賛している。『釣りっきり禁止』は山釣りの鉄則です。

 


 






源頭に登りつめてきた。
落込みごとの落差が大きく
よじ登るようになった

この程度の落込みは岩魚
も登るようだ、
上には大きいのが居るんだから
だから、登るんだ。



















  木化け、岩化け のタケさん、落ち込み毎に引き抜いて、又 元の淵に戻している。

 

  納竿の滝、たぶん この上には居ないと思う。高巻いた事が無いのでここが魚止めかどうか
 不明。左右から滝が流れ落ちています。

  

  こうして、タケさん の2009岩魚釣り が終了しました。2日間、舘のフィールドのなかでは
 難易度レベル3〜4のコースでのんびり怪我も無く遊ぶ事が出来ました、山、渓に感謝、感謝。



おにぎり昼食をした岩場の上に咲いていた
ヒメシャガ










  今日のお宿は温泉組と合流です。
  田沢湖高原水沢温泉 別館四季彩   4本持ち帰りで塩焼きをお願いしました。
  程よい塩加減、焼きぐあい、 美味い。 それに バンケ(ふきのとう)味噌 を添えてくれた、
  ますます 美味しかった。 四季彩 さん ありがとう。

 





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