6月13日 オドリコソウ(踊り子草)の咲く渓で遊ぶ

  入梅して3日目、やっと晴れ間が見えてきた。
  3週間も渓から遠のくと竿を持つ右腕がどうしたことかウズイテクル、S氏に電話したら 行く イク。

  

  今日、遡行する渓は 5月19日に熊の臭いで引き返した渓です。熊は出たばかりのミョウサク
 が大好物です、20〜30cmの軟らかいミョウサクの群生地で喰い散らかした痕、まだ新しい
 食み痕もあったので静かに後ずさりするように退散、退散。
  ミョウサクも硬く伸びたので熊も次にタケノコの群生地に移動し、この渓にはもう居ないはず。
 のんびりタケノコを喰っているだろう、そこにタケノコ採りの人間様と遭遇すると大変な事になって
 しまう。新聞に遭遇記事が毎日載っている、注意 注意 。

 

 最初に歓迎してくれたのは オドリコソウ(踊り子草)でした。花の姿が、笠をかぶった踊り手
 のように見えることから付けられた名前だそうです。花の大きさは3cm位と小さいがアップ
 写真で見ると笠をかぶった踊り手が連なっているように見える。

  

 

  下からと真横からのクローズアップ
 

  カキドオシ(垣通し)もオドリコソウも日のあたらない薄暗い渓で群生する山菜ミズの中で混生
 しています。

  

  1投目は小さめ乱れ斑紋の22〜3cm、来年もう一度来いとお帰り願う。
  最源頭部まで上って来ると、渓も細くなり、淵も小さくいので岩魚もあまり大きくなれないようだ、
  それとも、3年魚くらいで釣り上げてしまうからか、2年くらい入渓しなければいいものの、でも
  誰かが入るだろうな、自分の渓デハナイのだから。
  

 


  枯葉の上で暴れまくる元気岩魚
 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  ムナビレに針掛かりして釣れてしまった岩魚。瀬に出ているのを見て餌を放り込んだのだが、
 ヒレに掛かってしまった。針先を出して餌をつけるから 針掛かりしやすいが、障害物が在れば
 根掛りもしやすい。

 


 


  上からのクローズアップ
 

 

  3時頃、渓から上がる頃の空模様はもう 真っ青の初夏の模様

 




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