5月13日 林道を塞ぐ倒木と雪崩跡

  

  未だ消えずに林道を塞ぐ雪崩痕、跡。法面を削り、枯葉を厚くまとっているので中の雪魂まで
 春の風が届かないで冷蔵庫状態だ。硬い塊になっているのでスコップで2〜3mの除雪も汗だく
 になる。ジムニーのトレッド幅ギリギリの雪削り除雪なので後続車両は自己責任で4WD軽自動車
 のみにしてください。帰りには雪魂がズリ下がってきて削り取った幅が狭くなっていましたので注意
 、注意。三内川 大滝 上です。
  林道から大滝が覗き見えるのは今の時期だけでもうすぐ枝葉が伸びるとまったく見えなく
 なります。

 

 

  又、除排雪です。2〜3mだからスコップで汗かきするのだ、20〜30mだと諦めて引返すのだが。

  




 今日は、ここまで。ノコギリも積
んでいるが1人で切り込むには
太すぎる、1汗、2汗では切れない。 
 誰かチェンソーで切り込んで。
 この道路は県道なのだ、早く通
してください。







  入渓地、林道が渓沿いに伸びているので、車を置いて下に3m程でこの渓相。昨夜来の雨で
 流れは強いがここまで登ってくると充分遡行は可能だ。錘はデカおもり のセットで沈めながら
 流す。

 

  流れの緩い瀬でノンビリ餌獲りをしているのを見ながら、その先にポンとえさを放り込む。
 1投目のデカ岩魚。

 

  低い淵毎に針に掛けノンビリ釣りあがる単独釣行、でも周りには視線を巡らし熊に注意。
  今年の秋田での熊出没は例年より多く、それに伴って遭遇事故も多発しているようだ。秋田
 での推定頭数が1126頭(14日秋田魁新聞記事参照)。基準頭数が1000頭で、それを上回ると
 個体数調整捕獲となるようだ。舘の主人も2004年5月8日に比立内川源頭で阿仁マタギ15人
 の間引き捕獲解体中(山で解体するようだ)だと言うシカリと遭い話をきいたことがあった。その時
 の話で 『太平山、白子森の阿仁側、河辺側にそれぞれ20〜30頭居るから気をつけろよ 』
 と言われた。今まで何回か遭遇しているが幸い鉢合わせだけはしていない、注意、注意。

 

  美味しそうな きのこ 、 倒木にいっぱい付いている。 毒きのこ には見えないが、きのこ に
 付いては全然分りません、分らない物には手を出さない、シャッターを切るだけにしておこう。

  


 

  遊んでくれた岩魚達、遊ばれたのも居るが、遡行は3時間程だが充分楽しませてもらった。

 



 

  もっと大きくなってくれと手から放す、凄い勢いで逃げていった。

 

  暴れまくって 造った簡易プールも枯葉と泥で濁ってしまった、濁りの中の岩魚もちょっと
 趣があり面白い写真かな。

 

  1年魚、2年魚も餌に付いてきたがアベレージサイズが25〜27cmの3年魚が多い中で今日の
 1番が泣きの29cm。

 


 

  メタボリック岩魚。浮いてくるときはスーーと浮いたが、そこからが重く よいっしょ と引き上げた。

 


 

  木出し軌道跡の鉄索、橋を造った護岸用索と思われる、渓を挟んだ林道の反対側にそれらしい
 軌道跡がある。この上流で渓から林道が離れてからはこの軌道跡を登る。

 


  

  下のほうは山ウドも大木になっているが、ここまで来ると丁度いい 採り頃、林道の斜面、手の
 届くのだけ頂いてきた。

  

  午後からはスッキリと青空となった。新緑も眩しいくらいだ。

 





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