5月12日 新緑の沢遊び

  暫くぶりの山、渓だ。朝から雲が低く垂れ下がっていて、いつ降って来てもおかしくないような
 空模様。雨が落ちてきたら竿をタタム、それまで沢歩きをしようと必要な物だけジムニーに
 放り込んで山に向かう。
  ダム上の通行止めは撤去されている。何所まで入れるのかな、まだ先に行けそうだが途中で
 左折し支流に向かう。
  林道の行く手を塞ぐ倒木をノコギリで切り込み、ジムニーの腹を擦りそうな落石を除けながら
 最後の車止めまでどうにか登った。
  

  ここから渓に20m急降下。2週間前の渓は芽吹き前の木々はまだ灰色の世界だったのが、
 もう萌黄色から新緑の渓に塗り替えられている。山の春は早い、芽吹きから新緑に、それは
 深い渓谷沿いに尾根に向かって登りつめる。

 

  遠くの峰はどんよりした雲で霞んでいます。近くの木々はそのどんよりした雲の下でも木々の葉は
 まさに新緑。曇り空でも樹幹に射し込む春の陽は林床の山野草達の花咲く手助けをしているようだ。

 

 

 

 
  
  乱れ斑紋の岩魚。生簀プールでの撮影後放免

 

  8cmの1年魚、お腹は膨らんでたから餌はとっているようだ、太いブドウ虫にやっと喰いついた様だ。

 

 

  陽の射し込まない棲家から引きずり出した真っ黒岩魚、サビで黒いんではなく潜んでいる棲家の
 住環境か?

 

 

  今日はこの横2連滝を見たくて曇り空なのにここまで遡行した。
  でも、ここの主は不在でカラッポの滝壷、先に遡行した釣り人が好い思いをしたのかな。
  主が居なかったので、花の写真を撮りながら 手ぶらでの下山です。

 

  オオバキスミレ  エンレイソウ

 

  途中、ちょっと伸びすぎた 山ウドとヤマワサビを採取。

 




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