4月12日  まだ厚い雪の林道と渓

  林道の雪はなかなか消えない、日陰になっている箇所は分厚く残っている。まだまだ入りたい
 ところまでには遠いようだ。今日も1時間以上の残雪の強行軍だ。歩くほどに厚くなる雪、朝の
 うちは硬くしまっているのでカンジキはいらないが帰りが大変だ。

  

 途中雪代濁流の本流に下りて竿を出してみたが、アタリを上手くひろえなかった。本流不得意の
 ヘッポコ釣り師でした。居着いていそうな淵だったのだが。

  



足元の試運転。
履き心地、歩きやすさは
抜群、もっと早く履けばよかった。

ちょこっと釣行ならバカナガでも
いいが、マル1日歩くとしたら
これに限る







 雪の林道歩きを楽しませてくれる落ち葉と木の実。歩く事に専念すると疲れます。木の葉のほかに
 カモシカ、ウサギ(雪が硬くなると足跡が付かない)の足跡、足跡が新しいとそれを目で追ってみる。
 熊ももう目覚めているだろうが遭いたくないな。その季節、その風景での楽しみがあります。

   

   

  
  

   予定の藪沢の入り口に到着。沢に雪を押し込めたように雪崩跡に埋まっている。竿を振り回せ
  るポイントが在るのかな。沢通しで遡行だ、何とか釣りになりそうだ。

 

 

 

 
  
  17〜18cmの小さな岩魚達がグリグリ、グイグイと元気に餌に喰らい付いてくる。1投目の
 振込み着水で隠れ場所から出てくる。

 

 

 

  今日の1番、と言ってもまだ小さい、25cm。チョット遅合わせで針を飲ませてしまい血を出して
 しまったので持ち帰りです。

 

 



納竿の3m連滝、滝壷には枯れ木
で餌を振り込むポイントも無いくらい。
それでもピンポイントで餌を下ろし、
1本引き抜く。
















  水辺近くに咲くキクサキイチゲ、そのチョット上に咲くカタクリ。春の山野草は気温、地温、水温
 の上昇と木々が芽吹く前の陽の射し込むうちに先を競って咲き始めます。岩魚獲りより山野草撮り
 のほうが面白い季節がもうすぐ来ます。

 

 




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