3月24日 林道チェックとちょこっと入渓

  解禁日の翌日からの悪天候、暖冬、春が早くきた と言いながら、なんだこの雨、雪。6ヶ月まって
 の解禁なのに毎日でも山に入りたい。
  お昼頃になってやっと晴れ空がのぞいた。よっし山に向おう。最初に向った林道、普通RV車のタイヤ
 跡、オールラウンドタイヤのようだ。下迄掘らないで踏み固めて前進した跡だ。その跡を4Lで掘り進む。
 だいぶ深くなってきた、様子見にストップ。前方から釣り上がった親子が下がってきた。 釣れましたか?
 うんうんと頷きながら上機嫌の様子、最後の堰堤まで遡行のようなので結構好い思いをしたようだ。
 もしかして、岩魚の舘さん ですか と言われ そうですがと言うと いつもページを見ていてジムニー
 を見てもしやと思ったので と言う。 山で 岩魚の舘 ですかと言われのは初めてでびっくり。
 岩魚の舘 にとってジムニーが一番の釣り道具、釣りの足なんです。だいぶむちゃな林道走行を
 しますが大事にしています。
  ここもあとちょっと雪が下がらないと無理。次のコースに向う。
  ダムサイトを進めてみたがやっぱりダメ、行きたい所まではとても無理のようだ。
  引き返して今日の3箇所目の林道は途中砂利を敷き木出し林道整備中。又この沢がグシャグシャ
 になる。杉間伐、木出しが始まると、大型トラックは入る、重機は入るで林道だけではなく その山に
 かかる渓もダメになってしまうこともある。今日入った沢も未だ再生途中です。
  

  沢の右の伐採に、昨年から左側の伐採が始まりクローラー運材車輌を通す為に、渓沿いに山を削り
 崩して仮設道路を作りそれが細い渓を埋め込んでしまう。ここの渓は本流から5〜6Km延びて産卵
 遡上する種沢みたいな沢で 岩魚の舘 でも大事にしている藪沢です。

  

 

  

 


       

  
 

  倒木、岩崩れ等で淵が多くなったり、隠れ場所が増えたりして種沢の役目をしているようだ。
 1年漁のチビから2年、3年漁とこの細い沢で姿を見せる。
 下の写真は小さなせき止と湖です、伏流水状態で下に水が流れています。

 

 


  今日の、魚止めの主、28cm 育ちの好い3年漁かな。シーズン終了する頃にはマルマルの30UP
 になっているだろう。又逢いに来るからと淵に戻す。

 

 


  納竿し下がりはじめたら雪がちらついてきた。なにもこんな雪の降る日に釣りに来なくたっていい
 ようなものなのに、林道に上がる頃には周りが真っ白。あきれた釣りバカでした。

 






 
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