11月18日　岩魚に逢いたくて　　初冬の渓に影を追う

　　禁漁、納竿から２ヶ月あまり、山に向かいたくなる頃だ。
　　山にはもう白い雪が舞い始めているこの時期に山に向かったことはなかった。
　　遡上産卵時期にその姿を撮りたくて山を彷徨うことはあっても　雪がちらついてからの
　　山には入ったことはなかった。
　　山に入るとその林道は大変なことになっている。向かった渓沿いに伸びる林道は木出
　　しトラックで　ドロドロ状態、ジムニーも泥だらけ。
　

　　林道脇は今朝ちらついた雪で白くなっている、木出しが無ければ真っ白い林道に
　　2本のワダチ跡を付けて走れたのに。

　

　

　　降り続いた雨で水位が上がって　いつものポイントで木化け、岩化けで真上から
　２００ｍｍを構えるが浮いてこないし、淵の浅いところにも寄ってこない、大きい、
　大きいぞ、影だけだ、大物だ。浮いてこないかなと待つが　浮いてこないな。
　流れの中での撮影なので影になってしまう。ワクワクしてしまうのは釣りバカは
　だけかな、大きく見えるんです。

　

　　影の岩魚写真は初めてだ。

　

　　ポイントを探しながらさらに林道を登る。
　　水位はあるが流れの無い瀬でノンビリしているのが見えた。対岸に渡り　
　　又木に登りカメラを構える。

　

　

　

　やっと　岩魚に逢えた　　２ヶ月ぶりに逢えた岩魚。水中写真ではないのでこの程度です。

　


　


　　11月　初冬の山に岩魚の影を追う　岩魚バカ　でした。



　　　　　　　　　　　　　２００９釣行記もくじ　にもどる