9月 8日 激藪廃林道の撤退

  今年の廃林道の草、木の伸びはすごい、この夏の高温多雨でどんどん伸びたようだ。例年であ
 れば今ごろは ススキがちょっと伸びてる程度で歩くのに大して苦にならなかった。今年の草の
 伸びは背丈以上あり、それを分けて進むのは容易でない。ナガサで払える程度でもない。
 それでも、今日 入ろうともくろんでいる渓の下降地迄行けないものかと前進を試みる。
 やっぱり無理だ、ツル類が伸びているので分けて進むのが容易でない、諦めよう,車止めから
 2時間の奮闘でした。


  ブナの見えるところまで登ってきたのに撤退です。キノコ(サルのコシカケかな)の出ている木
 で一休みしてから下がります。

  

 

  しばらく林道を下がり得意とする藪沢に突入。水量も丁度いい具合。水量が丁度いい と言うのは
 釣り人の勝手、感覚だ。遡行しやすく、落ち込みと淵が連続し岩魚の居着く場所、隠れ場所(岩魚の
 舘の主人の勝手な思い)があり そこにそのテリトリーを主張する家主が居着いてくれていれば釣り人
 は やったぞ、ここにも居たか と竿を絞られながら一人で納得する。



  岩魚達も元気、小さい岩魚、ほどよい大きさ、デッカイのまで、楽しませてくれます。



  沢を上ると徐々に大きくなる岩魚達



  泳がせて写真を撮る場所を探すのに右往左往、細い沢だ撮影ポイントがなかなか見つからない。
 浅く、流れの無い、比較的明るく、又 カメラを持ってしゃがみ込める場所もなければならない。









  尾を赤く染め婚姻色が出ているのも居た。早いものだ今年もそろそろ終盤に近づいてきた。



  いつも尺クラスが潜んでいるこの落ち込みから出てきたのは、竿を絞ってはくれたがサイズが
 ちょっと足らなかった。
  周りには、秋の山野草 キバナアキギリと紫のツリフネソウとキツリフネソウの群生で華やかだ。









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