9月15日 真っ青の秋晴れに誘われて

  敬老の日、真っ青な秋晴れに誘われて今日も山へ。
 青空と秋風をめいっぱい浴びたくて尾根に向かって走る。窓を開け放って尾根をユックリ走る、
 どの沢に降りようかと入渓する沢も決めないまま来てしまった。
  途中 キノコ採りの車が狭い林道を尚狭めて至る所に駐車、舞茸の出が早まっているようだ。





  尾根から急な林道を転がるようにジムニーは下る。車止めから即入渓、まったく影が走らない、
 竿は出さないでのんびりユックリ歩き出す。東西に伸びた沢だからか陽が渇水状態の水面まで
 射し込み渓谷が明るく底まで丸見えだ。

 

  何人かのスパイク付きの足跡が有る、舞茸採りの足跡のようだ。沢からよじ登らないと取れな
 いのだ、沢を歩いていては見ることは出来ない、舘の主人は今まで見たことも採ったことも無い。



 

  30分程上ってやっと影が見えるようになった。そろそろ竿を出そうか。

 

  何本目かに来たちょっと大き目に生け簀を作り放すと直ぐ頭を突っ込んで出てこない、掴んで
 引っ張り出そうとしてもツルツルして引っ張り出せない。デッカイ石を退けてやっと引き出した。

 

 

  水の中で撮る場所が無かったので岩の上での撮影、尾が大きくもっともっと大きくなりそう、
 それにお腹がパンパン、抱卵している♀だ、いっぱい増やしてくれと長い無用と即放免。

 

 

  ここまでノンビリ2時間の渓歩き、この辺からよくなるのだろうが余韻を残して竿をたたむ。



  下ってる途中 舞茸採りの二人に会った。2時頃なのにこれからですかと聞くと、この辺は
 自分ところの庭みたいなもんだよ と言う、なるほど地元のベテランの舞茸採りはピンポイントで
 木を選び斜面を上り下りするらしい。それにこの二人、こっちが一人なのでビックリしたようだ。
 このあたりは熊がウヨウヨしてるよ とのこと、地元のワシらでも二人で来るのにと言う。 
 白子森の北側、根子猟師、阿仁猟師の猟場だなのだ。



遅い昼食です。
朝、遅くノンビリ出かけてきたので
帰りに近くのキャンプ場のテーブル
で おにぎり、カップラーメン、
コーヒーでユックリと昼食。
こんな昼食はめったに無いです、
たいていは遡行途中渓で おにぎり 
と スポーツ飲料だけをかき込む
程度









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