9月12日 最小記録 7cm5mm

  前回いつ来たのか覚えてないくらい何年も来てなかった渓に向かってみた。渓沿いに林道が
 走っているため入渓しやすく中流域までは放流もあるので春のシーズン開幕には大勢の釣り客
 が押し寄せて夏前にはスッカラカンの渓となる、キレイニ釣られ、リルース無しで釣り切られてしまう。
  その最源頭に入ろうと思い、ワダチ跡も見えないくらいの藪の廃林道を注意しながらユックリと
 進む。しかし目指す車止めに先行車両、軽トラックと軽乗用。

 

  

  釣り上がりを諦めて、下がってみた。



  100m程、釣り下がって 今日の貴重な1本、体長 7cm5mm 最小釣り上げ記録です。 
 9号岩魚針 を咥えて揚がってきた。 自然繁殖のかわいい岩魚君だ、頑張って早く大きくばれ。
 アタリがあったのはこの1回だけでこの渓を終了。

 





  上りでも頭を下げて通してもらい、又仕事中ごめんなさい と通してもらう。最近の林業機械は
 凄い、これ1台の先端作業機で採寸横搬送切断(長さを揃え切断)し林道脇にキレイニ積み上げる。
 しばし見学。

  方向を変え、林道を変え、渓をかえ、こんどは必ず岩魚の居る渓に下降する。
 

  1投目に来たのを広めの生け簀を作り帰りに写真撮影のつもりで此処で待っててもらう、ところが
 帰りには生け簀の中はカラッポだった。逃げれないと思っていたのに、クネクネと逃げられたか。



  遊ばしてもらった岩魚達。



  岩の上に置いたら クネクネと、 おか(陸)に上がった岩魚は爬虫類の動きだ



  渇水の渓、岩魚は岩の下の隙間に姿を隠している。針と錘の間を狭くして岩魚の隠れているスキマ
 の前を左右に揺らす。モッソリ出てきて餌を咥えたら即スキマに戻ろうとする、そうはさせずと糸を張る。
 面白いね、これは釣技ではない、遊びです。遊ばしてもらったら又もとのスキマに戻ってもらう。







  雨上がりで渓はうっすらとガスっている状態、渓をわたる風もヒンヤリと心地好く、遡行を後押し
 してくれます。



 

  秋の山野草  キツリフネ  ジャコウソウ  ダイモンジソウ 

 





                      2008釣行記もくじ にもどる