7月13日 雨後の岩魚釣りに踊った釣り人

  洪水注意報から中一日おいて、薄曇りの中、山に向かう。途中 中流域を見ると未だかなり
水位は高く、流れもある。源頭まで入り込めばたぶん大丈夫だろうと どんどん林道の奥えと走り込む。
 車止めから下の渓を覗き込むと何時もよりはだいぶ流れが速く見えるが、いつもの水量が低いから
大丈夫と準備をして消えかかった仙道を歩き始める。渓が直ぐ下に見えてきた、大丈夫だ。充分遡行
出来そうだ。濁りもちょっと残り、最高の条件が揃ったみたいだ。平場ではそんなに感じなかったが
狭い切り立った渓谷だと背丈以上に水位が上がったのが草木がなぎ倒されていて分かる。それに
流木ダムが新たに出現している。








 大雨、豪雨と濁流にもまれ、いたるところに流木が引っかかっている。その下が岩魚の好い
隠れ場所になっている。
 雨後の大荒れの後の渓、二年ぶりの渓、ワクワクして竿を出す。
 今シーズン 、今日までこの渓に入渓者が居なかったようだ。それは釣り人の期待を裏切らかった。
淵の溜まりに餌をデカ錘で沈めてやると グイーー、グイーー と竿を絞ってくれる。
ふだんの渇水状態の渓では、とてもとてもより深く沈みこんで竿を絞り込まれる事は無いのに、今日は
1本毎に興奮してしまう。






 遊んでくれた、十分に楽しませてくれた岩魚達。



 体長は26cmとないが、マルマルのズッシリ岩魚。





















 この渓の源頭は小滝の連続だがほとんどは直登出来る。






 左の滝のF1、右がF3の連滝。直登が出来なく、又巻くには相当の労力。たぶんこの上にも居るだろが
いつもここで竿をたたんでいる。この滝の主は28cm。主としてはちょっと小さかった。






 9時にゆっくり自宅スタートののんびり釣行。10時車止め、仙道を歩くこと40分。釣行スタートが
10時40分。 それから3時間の遡行遊び。1時40分納竿、沢下り、車まで1時間30分、お疲れ様。



                      2008釣行記もくじ にもどる