5月16日 逢えたぞ 真っ白シラネアオイ

 

 今日は、朝から雲1つ無い晴天。雪崩による落葉下の残雪を踏みながら廃林道を登るのも気持
ちが好く、木陰に入ると渓谷から吹き上げてくる風でヒンヤリとする。
 それに未だ陽光が射し込めるブナ林は目にしみるほど心地好い新緑だ。
 廃林道を歩くこと40分、渓に向けて下降10分、やっと入渓地点だ。

 岩魚がユラユラと見えているとやっぱり用心し竿を一杯に伸ばし腰をカガメテ餌を振り込む、
鼻っ面に落とした餌に即喰らいついたようだ、中硬調の竿を弓なりに立て引き寄せた。
針掛りも良かったと見えて直ぐ針を外し、デッカイゾとこっちに見せた。




 サビもすっかり取れて陽光を浴びて透きとおるような斑紋の岩魚達。









 

 スノーブリッジが見えてくると そろそろ魚止めです。薄くなったブリッジをソロリソロリと腰が引けた
状態で渡る。



 スノーブリッジの中、融けてポトポトと雪代の源の発生。



 

 今日の一番の収穫がこの真っ白のシラネアオイに逢えた事です。渓の斜面に白一輪、目立つ、
白過ぎて目立ちすぎるくらいだ。1株に3本立っているが花を付けているのは1本の1輪だけ、来年
は3輪の花を付けるかな。


 まっしろ、真っ白、紫色は1点も見えない。


 通常の紫のシラネアオイ



 葉ワサビ畑



 ショウジョウバカマ



 キクサキイチゲ と ニリンソウ



 遅咲きのカタクリ



 ヤマブキ かな?







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