4月23日 えーーもう新緑? 気温25℃ 

 小さな雪崩跡と崩落をスコップ1本でジムニーの車幅分のみ削り取る、これも2人だと難なく
こなしてしまう。



 林道脇のブナ林はもう新緑 ? 周りの木の中でもブナの芽吹きが早いようだ。
毎日の高温で木々の芽吹きがどんどん早まっているのだろう。きょうの予想気温も24℃だったが
もっと上がりそう。10時過ぎても山全体がモヤにつつまれたように低い尾根も見えてこない、山の
気温も急激に上昇しているのだろう。 現におにぎり昼食時にはいつもなら水温を計る為に持って
いる温度計が25℃を指していた。芽吹きが早まるはずだ。





 本流は、雪代白泡立つ濁流、岩魚が居着くだろうと思われる箇所は見当たらない。錘をいくら
大きくしても無理のようだ、餌を流すポイントが見当たらない。





 川幅が広く、流れがその幅一杯の場所はそんなに深くないので容易に渡河出来る。
そのような箇所を探しながらしばらく下ってみる、この本流を渡河して、対岸の沢が今日の
入渓予定なのだ。暫く下ると丁度いい場所があった。藤ツルが流れにブラブラと下がっていて
ロープ代わりに使えそうだ。竿を使い藤ツルをたぐり寄せて難なく渡る。帰りも使うので熊対策で
携帯しているフクロナガサで余分な長いところを切り取り調整しておく。



 細い沢だがやっぱりいつもの倍位の水量、だけどこの沢には淵と流れの緩い瀬がある。
ちょっとは遊べそう、淵で枯葉ごみの中から餌を追う岩魚が見える。餌を流しても直ぐには
それを認識できないのだろ、針に喰らいつくのに暫くかかる。ブドウ虫を2本付けて大きく
目だつよう給餌する。



 いつもなら1投目に喰らいつくのに今日のような餌と枯葉ゴミが一緒に流れているような状態で
は竿を伸ばし同じポイントに餌を留め置きただひたすらに待ちの釣りだ。流れの緩い瀬には2〜3本
群れて定位している。流れがこれ以上濁流になると岩陰、気の根っこ下に身を潜めてしまうのだろう。







 同行のS氏も岩陰、流木下と少ないポイントを入念に攻めているようだ。
 この場所で、こんなに残雪が有るのだからまだまだ奥山、谷筋には残っているのだろう、そして
雪代もまだ続くだろう。





 水辺のカタクリ、これ以上増水すると流されそう。








 気温上昇で朝からのモヤが晴れなく、バックの太平山山頂を見ることが出来なかった。
 12時頃で気温25℃を指す。








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