7月3日  今回も大滝まで行けず

なんとか林道終点まで車を進めることが出来た。
自宅を出るのが遅かったから既に一台の先行車両、
中を覗いても釣り人らしい物は無い、登山者だろうと
この時は思った。

    

 林道終点からは巾のある廃林道、崩落と落石、横切ると今にも崩れそうな
崩落現場、石を崩さないようにそろりそろりと渡る。
廃林道に立派な橋がある、木出しトラックを通したのだから頑丈な橋を作った
のだろう、しかし、この橋を渡ると道が急に細くなり登山道に変わってきます。
登山道の案内看板から細い登山道に沿って入渓です。



入渓してしばらくは明るく開けた渓で水量もそれほど下がってません、
太平山の北側なので未だ雪解け水があるのかも。
渓に倒木も多く、又 落ち込みも大きいため岩魚の隠れ場所が多く、
ポイント毎ジックリ攻めないと出てこない。
又、瀬尻でのんびり給餌の岩魚も居るので足元注意。



下界は30℃UPというのに山のブナ林を吹き抜ける風、
渓を下から上流に駆け上るヒンヤリした風。
おにぎり昼食には日陰より日当場所を選んで腰を下ろした。

 登山道が左から右へと渓を横切る場所で同行のS氏がネットで拾い上げる
デッカイのを引っ張り出した、ざんねん泣きの29cmだ。
メジャーをあてながら一休みしていたら登山道を下ってくる人が居る。
フライロッドを持っている、車止めの車両は登山者ではなくフライマンだった。
この登山道交差より入渓したとのこと、どうりで此処まで足跡が無かった。
8時に入渓し大滝まで遡行したようだ。
しかし、フライマンが2時間前に遡行したのに岩魚は出てくる、リリースした
岩魚だったら今日は出てこないはずなのに、粗く遡行したのかな。

 このあと、同行のS氏が飛び跳ねた途端腰を痛めたようだ、痛そうにして追いついてきた。
 本人はまだまだ行けると言うが無理をさせれないと下ることにする。大滝までは、又次にしよう。
帰りも登山道を下ったが、その荒れ模様は凄い、この沢コースの登山者は
居ないんだな、踏み跡を探しながらの登山道だ。

 デジカメ 水にポシャン
またまたデジカメの水浴です。
ネットキャッチの岩魚を写真に撮ろうと、左手に岩魚の入ったネットを持ち、
右手にケースから出し紐で首に架けたカメラを持ち、撮影場所を探し、水の
中をウロウロ、右足を水の中の木につまずく、必死に堪えようとしたがカメラ
を持っていた右手を離し石に手を付き難を逃れたように見えたが首から下が
ったデジカメは一瞬水没。
左手の岩魚は岸に放り投げ、カメラのバッテリーを即取り出す、2回目の水害
なので要領を心得ているようだ。
スマートメデアも取り出し、レンズカバーも開放、バッテリーカバーも開放、
USB接続端子カバーも開放。液晶モニターも曇っている、ファインダーにも
水滴、中まですっかり丁寧に水が回ったようだ。
車のフロントに置き、エアコンの風をあて家路へ。
ドライヤーの微熱風で急速乾燥です。
30分でファインダーの水滴が無くなった
40分でバッテリー挿入す、電源スイッチON ,OF いいぞいいぞ。
液晶モニターの曇りも消えた、各設定も設定できる。
撮影もOKだ。完全に復活。よかった、よかった。
1 に いち早くバッテリーを取り出すこと
2 に 早いうちにドライヤーで乾燥、中を完全に乾燥させること。
この 2点 で我がファインピックス50i は2度目の復活です。
デジカメは水に弱いと言いながらも結構強いよ。


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