4月 2日   やっと岩魚に逢えた

     久しぶりの晴天、前日に林道にロータリー除雪車が入って雪を割ったぞと 情報。
     どこまで割ったのか分らないが準備して行ける所まで入ってみよう。



土が出ているから2〜3日前の除雪か。
ジムニーの車幅ギリギリですもちろん交差はできません。
2日現在の除雪はジャグズレ沢を過ぎてオサンド沢への林道橋迄

     橋のたもとに一台分の駐車スペースが在るのでここにジムニーを寄せて歩きです。
     1km程を40分のカンジキ、朝の早い時間なのでほとんとぬからない。



カモシカが歓迎してくれたまだ小さい、親離れしたばかりか、
しばらく我々の前を何回も振り向きながら歩きそれから渓を横切り
対岸にきえた。

     朝日又川林道分かれ手前の橋より上の堰堤の上に入渓。



前の入渓者の足跡、又スノーモービルの跡もここで終わっている、シメシメ。

この中流部はまだ放流域で山女と岩魚の混在域

本流遡行は2年くらいやっていなかった
雪代はまだ出ていないので歩きやすい



今年最初の 岩魚 25cmとちょっと小ぶり。サビでまっくろ。
カンジキ釣行 3回目  雪を掻き分けながら逢いに来たのになんの
抵抗も無く元気なく上がってきた。
水温5℃では動きも弱いのか、もっとドラマチックな1本を期待してたのに。
この渕にもう1本ユラユラしてたが喰ってこなかった。



一本目はやっぱり放流物ヒレが切れている

見える岩魚を探し餌を口もとに沈め流して、やっと喰ってくる
根気の要る釣りだ。解禁当初はたいがいこうだが。




3時間の遡行で林道によじ登る。丹波沢の5〜600mくらい手前だろう
この気温上昇ではそろそろ雪代が出てきそう。

動物の足跡も無い、もちろん釣り人の足跡も無い、しかし、明日には釣り人の
足跡が付くだろう

日当りのよい斜面で根開きが見える 広葉樹林帯で根開きが見えるようになれば
山の春もそこまで来ている、山野草も競って咲き始めるだろう



はやっと芽を出したばかりここに春がきている


 雪の割られた林道も帰り道を雪崩で塞がれるときがある、単独では入らない事
 スコップは必ず持参すること。
 今日も、車を置いた100m奥で崩れた、これが帰りの雪割り林道だったら排雪に3〜4時間
 、いや、朝帰りか、車の奥で一安堵。


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