8月12日 魚止めの滝は名瀑だった

河北林道、郡境を越え、比立内へ。
お盆休暇に入ったので他県ナンバーの車が目立、習志野、習志野、栃木、
遠くまでご苦労さん。
連泊で岩魚と遊びに来たのだろう、秋田まで来たのだから岩魚に
歓迎してもらえればいいのだが。

今日は、K沢の源頭部が狙いです。
比立内川の支流では流域が一番長く川幅も水量も十分です。
左右から入る支流を眺めながらどんどん登る。
林道を最後まで登りつめ下降路を探す。



下降入渓点です。ここまで来るともう藪沢に近い状態です

不用意に下りたら足元から影が走った。



落ち込みと滝の連続です。ポイントは絞りやすいが今シーズンに何人か入渓して
いるようだ、数は出るが形が揃わない。

リリースサイズもけっこう多い1年魚〜3年魚の小。

4〜5mくらいの滝が多い、ここで魚止めかと、その上に登ると、
まだ居るよ。  何回もその繰り返しです。



 この滝の上は200m程ナメ状態です

 次の写真がその床です。黄金色の床です、
林間から射し込む陽がせせらぎから
 キラキラと反射しています。



 

      ナメ床の最終がこのプールです。
      形の取れるのが4本それぞれのポイントに定位しています。
      4本も入っているのは珍しいことです。
      時々その場所を離れ流れの外側に出てきます。
      手前でひざを折って座り竿を出し、プールの流れに餌を乗せ大を2本頂戴です。



 右から滝が落ち込んでいますが
 左上に遡行です。

 



この滝がこの沢の本当の魚止の滝だろう。
2段の滝で 下が5m程、上が25m程かな。
地図にも 名前は載っていません、名前のない滝、 仮称 小岳倉2段の滝 。
     
今日は 2時間の遡行でこの滝を眺めることができました、満足、満足です
流れ落ちる滝とその冷風がここまで登ってきた疲れを吹き飛ばしてくれる。   




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