6月 6日 雪代が消え、サビのとれた元気な岩魚達


林道の崩落車止めまで一気に駆け上がる、先行車が一台、山菜取りのようだ。
標高400m、入渓準備をして30分この廃林道を登る。
100m登って標高500m地点が下降地点です、目印が何も無いので注意していないと
見逃して通過してしまうときがあります。
ここから50mほど垂直下降で入渓です、本流筋の源頭部です。



入渓地点です。右の支流に釣り上がる。

仕掛けをセットして足元に振り込むと即元気に飛び出してきた、
しかしそのあとはカラッポ。

この沢の入り口付近はもう何人も入っているようだ。
200m程登ったあたりから再び姿が見えるようになった、上流に向かって餌取りをしている。



1本目



2本目

リリースサイズも多いが形の揃ったサイズが多い、落ち込みにも居るが瀬に出てきている
ので足の運びに注意、注意、足元からデッカイのが走り出す。
この源頭部までは今年まだ誰も登ってないようだ。
今年最初のいい思い。



瀬でノンビリしてたのに針をくわえてしまった岩魚



滝壷で竿を絞り込んだ29cm  もっと大きいのが居るだろうとS氏



さらに右の沢に釣り上がりこの滝(80m位)
で多分魚止めで戻り昼食休憩です。

岩魚が元気だと休憩にも余裕があります。
花を探したり、セミの声にその姿を追ったり。
カワガラスが忙しく渓を登ったり、下ったりしている、
子づくりしているのか餌をくわえている。

昼食後さらに釣り上がります。



今日の納竿地点です。
水はこの流木、倒木の下を流れています。
崩落で渓が埋まった状態です、まだこの上にも岩魚は居るはずです、次に来たとき
には最後まで登ってみたい。



新緑から深緑へ
竿をタタミ、目を川面から渓の上に見上げると、この深緑です。

この辺は林道も延びてないし、軌道跡も無いし原生林そのままだろう。

眺めていると実に気持ちが良い。
深呼吸だ。 森ごと一季飲みだ

今日出逢った、山野草たちです。





     今日一番は 白いシラネアオイです。一春で一回も見る事ができない年もあります
     周りに紫が6本、その中に白いシラネアオイが1本、目立ちます。

 

ヒメシャガです。 水辺に一株でした。



タネツケバナの蜜を吸うハチ



コイワカガミ(小岩鏡)  1本だけでした


ミゾホウズキ  これから花が咲きます。



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