6月25日  台風一過 元気な岩魚たち


台風一過、水かさも下がり、又この土日の天気予報は雨、まだ梅雨だから
しか たのない時期。だから、今日しかない、と変に自分で納得して、
いつも同行するS氏に電話。OK,OKとすぐ準備すると 即答である。
平日なので河北林道に他の車は見えない、山菜取りも終盤かな、
軽トラックも居ない。園地手前の則面はまだ工事中です、注意、注意。
三内川沿いの林道をのんびりと走る、林道沿いの木々はもう枝を伸ばし葉をめ
いっぱい広げ、狭い林道の上を覆い、空がますます狭く、細くなっている。
左に折れて橋を渡りA沢林道に入る。
次の橋を渡ったあたりから崩落廃林道となり程なくストップ。
しばらく崩れほうだいの林道の下にA沢を眺めながら登る。
最後の堰堤の上に30mの直下降入渓をする。
しばらくは音沙汰なし、影が見えるまで登ろうと、たいした探りもしないでどんどん登る。
4〜500m登った辺りから影が走り出した。
そろそろ来るぞと、落ち込みと瀬を丁寧に探る、この辺までは今年誰も登ってないようだ、
交互に遡行している同行のS氏もうん、うん、とうなずきながら絞り込まれた
竿を慎重に取り込んでいる。
     


左右両方から落ち込む滝です、左の滝上に釣り上がるが、又5m程の滝でたぶん
此処で魚止めと思はれる、今度来た時には高巻いて確認してみたい。
一旦、竿をたたみ下る。
下って、右の沢に入る。



この支流の岩魚たちも
元気です。
S氏、この落ち込みで
27cmを引き抜く。
左からの滝はこの沢の
支流です
右に回りこみ釣り上が
ります。

  

深く削りこんだ3連の滝
素人山師にの へつり では無理と
遡行を諦め、ここで納竿とする。

  

    今日遭った         今日会った           今日逢った
  10cmのショウキラン     27cmの岩魚    いまが満開のウラジロヨウラク
  これから咲きます

うす曇りの空の下、深緑の渓で、6本の名無し滝で、マイナスイオンを十分
に浴び元気な岩魚たちに逢いほんとうに楽しんだ一日でした。



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