6月18日  比立内川源流部でショウキランに逢う


河北林道、郡境を越え比立内川支流H沢へ。
途中林道の崩落箇所修復工事跡が3箇所、これで5月中通行止めだった。
平日の林道は静かなものだ、山菜取りの車が3台止まっていただけ。
林道行き止まりの車止めに何日も車が入った跡がない、しめしめ。
車止め、即入渓です、200m程登ってから竿の準備です。
竿を出そうと踏み出すその足元に白っぽい小さな花、こんな明るいところに、
ギンリョウソウかな、いや、まさかショウキランだ。
ショウキランだよ、それも8本も。



  

昨年は大滝又沢で逢って、その1週間後に又同じ場所に行ってみたら何のこん跡も無かった、
今年も、その場所に行ってみたが何も見当たらず。
秋田では 準絶滅危惧種 だそうです。

岩魚釣りの事、岩魚に逢いに来たのだった。
この沢は途中で二又に分かれます、水量は同じくらいで最初に左に遡行します。
年に一回しか来ないが、来たときはいつも楽しませてくれます。
で合いに戻って昼食です。S氏、おにぎり を食べながら 目の前に竿を出している、
そこに大きいのが居ると言いながら その岩魚を ずるずる と引き寄せてしまった。
左におにぎり、右に岩魚を下げて、満足、満足と笑いこけている。

午後に右の沢に釣りあがる。
3年魚そしてそれ以上の形の良いのが来る、また1年魚、2年魚も多く確実に再生
している沢です、種沢として大事にしたい。
藪沢です、落ち込みごとに入っている。
早合わせにして、そっと針を外し、もっと増えろ、もっと大きくなれと元へ放してやる。



ここがこの沢の最後のポイント落ち込みです、源頭部です。納竿、十二分に楽しみました。


ミゾホウズキ の群生です。
咲き始めたばかりのようです。


クルマムグラ の群生です



ヤマワサビの畑もあった。太いのを2本、根から頂いた
栽培物より太いかも。

大き目の岩魚2本と持ち帰り ワサビで刺身を食す。

あなたも、どうぞ。

館の主人
酒は飲まないが、岩魚の刺身と燻製をたまに作り食す。
これで、岩魚釣りを 2度楽しみ、
又3度楽しむ。

山と、渓に感謝、感謝。



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