6月11日(金)  期待しすぎた M沢源頭部


昨年も中途半端な遡行で終わっているので今年こそはと準備して向かう。
8000分の1、yahoo地図で下降入渓地点からの距離等チェックし、又餌に
ドバミミズも準備し大物狙いで向かった。
崩落林道をジムニーで無理やり進める、もう無理とする所で駐車。
入渓準備し廃林道を登る。
下降路を探すが、見落として登りすぎて引き返す、ここで30分のロス。



秋の舞茸取り達の舞茸道です、ブナ原生林をほぼ直角に下降し沢沿いに伸びた
やっと足の巾程の、それも落ち葉に埋め尽くされていてその道の姿は無い、渓
が深いためか又山菜が無いのか山菜取りはこの道に入ってこない。



30分の下降で入渓地です。
渓相はすばらしい。
9時を過ぎています、陽が深い渓谷の瀬にやっと射し込み、渓の朝です。
一休みするのももどかしく竿を振り込む。
アタリが無いぞ、落ち込み、淵、探りながら遡行するがサッパリ出てこない。
居ないんだ、影も走らない。
針に付けた一匹目のブドウ虫もそのままで300m程遡行するが全然アタラナイ。
スパイクで苔が剥がされている、下の魚止めの滝のさらに下から釣り上
がってきたお客様が大勢いたんだ、ダム上が工事中で、この沢に集中し
たのか、予測はしていたがこれほどとは、綺麗です、リリースサイズも居ないぞ、
姿を見たのは、同行のS氏の針に1本、25cm、2年魚が来たのみ、S氏も
あきれ返って、本日の1本をリリースです。
この沢の何処かに種沢でも在ればなとSしと話す。

  

1km程遡行してからN沢に釣りあがる予定だったが、その別れ手前で引き返す。

舞茸道の上り口で おにぎり昼食で腹ごしらえをして40分の登りのスタートです。

途中 ギンリョウソウ 発見、座り込んで撮影モードです。
もっと草丈なんか大きいと思っていたが意外と小さいのにびっくり、10cmくらいです。
もう深緑で葉、枝が伸びて、うす暗いブナ原生林、舞茸道沿いの林床にはっそりと4本、
それでいて白く、透きとうるような異様な光を放っている。

  

暗いためにフラシュ撮影です、そのために透きとうる様がいっそう際立ちます。
4本くらいで咲いているのが丁度良いのかな、これが何十本も群生して咲いて居たらと
想像すると後ずさりしそう。



ウラジロヨウラク

同じツツジの仲間の
サラサドウダンと似ています
よく、渓谷沿いに咲いています。



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