6月 6日  水量不足  雨がほしい
            見えない熊、怖かったー

今日は、午後1時スタートの単独釣行です。
河北林道は工事中です、園地手前の山側法面工事です。
6月10日(火)は10時〜15時まで通行止めだそうです、
注意してください、早朝入渓して、帰りは3時以降です。
K林道に入る。
春、雪解け前からの木出し作業のキャタピラで拡幅され、
路面も踏み固められて、走りやすい。
いつもの駐車場所に、森林管理局の立て看板 
『この先危険通行止め』とあるが、帰りのくだり
に見たら、まだ登れそうだ。
入渓する、この沢はまるっきりの薮沢です。
仕掛けは 6番(竿先から6本目までの長さ)の短いのにセット。
5.2m、12本継竿で、6本出しだと、2.6mが今日の竿の長さです、
これでも、長いくらいの沢です。
入渓して最初の小さな落ち込みです、ポイントに
竿を突き出し、竿先を絞りこみ、ピンポイント投入です。
1投目から食いついてきた、取り込みは竿を
タタミながら足元に引き寄せです、24cm まあまあだな。
次の落ち込みからも飛びついてきた、
誰も入渓してなかったのかな。
堰堤まで4本あがった。
堰堤の右を登りる。
ポイント毎に入っている、それに型もそろっている。



 袋に水を入れて生かして持ち運びしてタモに入れ、写真を撮る
 タモも新調し今日が使い始めです。
 大き目のタモです。

   20cmから26cmです。


熊に脅かされた。

ほぼ、釣り終わる直前です、最後の堰堤を登り、
林道と交差する手前100mくらいで、釣りあがっ
ている、左斜面上方から、

唸り声うううう、、うううう、、、うう   

水量が少なく、水の音がひくいから聞き取れた。
一瞬、犬かなと思った、しかし犬が居るはずがない。
熊だ、竿をタタミながら、左斜面に目を走らせるが
視界には捕らえる事はできなかった。
完全に熊の威嚇だ
自分の視野に入っているはずがない、
いわな、イワナ、岩魚  
と目の前のポイントしか見てないのだ。

熊の方は何分か前に邪魔者を認識し ジイット
見据えていたのだろう、近かずき過ぎたので、
こっちに来るな、あっちに行けとの威嚇だ。
仕掛けを巻き取る余裕は無い、
糸を外し捨て、
右斜面が崩落した斜面で見とうしが効くので、
ここをゆっくり登る、登りながら向かい斜面を探すが、
それらしい姿は見えない、見えないと尚不気味だ。
鉢合わせにならないので、助かったのかな。
あぶない、あぶない。
場所は上荒沢の最源頭部です、入渓する人は気
をつけて下さい。

林道に上がったのが 4時丁度。
林道の下りもホイッスルを吹きながら歩いた。



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