3月21日  今日は解禁日だよ


雪、雪、雪、雪、残雪、津軽の七つの雪ではないが、
山はまだまだ雪です。
春が早く来たはずなのに、山の雪は下がっていない。
1週間前に林道の積雪状態をチェックに入ったときから
なんにも下がっていないのだ、それどころか新雪が
積っている。
毎年の白山川はまるっきり入れない、林道の入り口
までも行けない状態です。

4時30分、同行のS氏を迎えて太平川上流部に向かう。
野田部落を出て、3つ目の橋を渡った所でジムニー
はストップ。
ここまではチェン無しで来たがここからは深くてチェンを
巻いても無理、それでもUターンと駐車場所の確保に
幅寄せ踏み付けで林道横に寄せる。
一番到着のようだ。
5時10分 夜空にはまだ月が出ている、外気温2℃。



遠くに月が出ています
林道を埋めたナダレの跡です

ここから歩きだ、野田口登山道入り口まで1kmくらいかな。
登山道入り口手前から入渓する。

水温4℃、これでは、岩魚にかぎらず水生昆虫、
餌にする川虫も動かないよ,餌が鼻先にあっても食いつかないかな。
雪で足元もおぼつかないのに、岩魚様は今日は楽しませてくれないのかな。
予想的中、サッパリ音沙汰無し、念入りに探るが出て来ない、居るはず、
きっと居る、ジットしているのだ。
きた、きたぞ、今日最初で最後かもしれない魚信、
最初はコツコツと弱い、その後、ちょっとだけ竿を絞り込んだ、軽い、
白泡の立っている予想もしていないポイントだ、深場でジットしていると思っていたが、
まるっきり流心から引き抜いた、小さい22cm。痩せて細く、サビでまっ黒だ。
(クリック)

不動の滝まで登るつもりで向かったがとても雪が深く、高巻するにも危険すぎるので
500m程釣り登ったあたりで、今年最初の沢登り終了です。



ルートの選択を間違えたら大変セッピを踏んだら渓にドボーン
カンジキ無しで登ってしまった同行のS氏です

今年も怪我も事故も無く渓に通える事を願いながら納竿とする。

8時30分ジムニーに戻る、深雪を3時間歩いた。
ちょっと無理したかな。



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